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HRT療法はじめました㉔片頭痛の復活と減薬

わたしは更年期のホルモン補充療法をしている。最初は周期的併用法(定期的に出血させる方法)だったがまだ閉経して間もなかったためか、生理(正しくは退出出血という)が思いのほか普通に来てしんどかったので、持続的併用法(出血させない方法)に変更してもらった。

出血させない方法とはいえ、最初の半年なり、1年なりは予測不可の出血がある。
しっかりした生理だったり、1日だけの出血だったりとかなり振り回されている。

出血させない方法にしてから4ヶ月目が来た。
最初にエストラーナテープを貼り始めてからは8ヶ月くらい経つ。

わたしの枯渇していた女性ホルモンは徐々に増えたのだろう。なんかわからんが体感的に満ち満ちていた。胸の張りがハンパない。
たぶんAカップからCカップにサイズアップしている(●)(●)

わたしは自慢じゃないが貧乳である。
胸がこんなにも主張してくるなんてびっくりした。わたし史上、こんなに胸が大きいのは初めてである。

夫は嬉しいかもしれないが、わたしは正直、かなり迷惑だ。
わたしがわたしであるためには貧乳がデフォルトでなければならん。
わたしは自分の貧乳を気に入っていたのだ。
当たり障りのないフォルムの自慢の貧乳だ。

胸のパンパン感は本能的に「なんか違う。
これはホルモンが多すぎるのではないか?」と感じていた。

そしてその感は当たっていた。
片頭痛の復活である。

わたしの片頭痛は前駆症状を伴わない、生理が理由の片頭痛だ。ホルモンがガクンと上下するときに起こる。長年これに翻弄されてきた。

片頭痛が起きる人は目の前がチカチカするなどの前駆症状がある人もいる。

生理があった頃はお守りとしてレルパックスというトリプタン製剤をもらっていた。
普通の鎮痛剤、例えばロキソニン、カロナール、イブなどとは作用が異なる。
片頭痛や三叉神経痛に効く薬だ。
おかしいと感じたらすぐに飲まなければいけない。タイミングを間違えると効きが悪くなる。なんらかの理由で拡張する血管を収縮させるのだ。
わたしは緊張性頭痛もあるのでどちらの頭痛か見極めるのが難しく、イブで効かないときはレルパックス、というような使い方をしている。

だが、もう片頭痛がほぼ起きなくなって久しいので手持ちのレルパックスが残り3つしかない。これは片頭痛持ちにとってかなり心配になる状況なのだ。

わたしの場合、片頭痛が起きると毎回、吐く。吐かないと治らないのだ。
夕方食べた食事が夜中の2時に固形物のまま出てくる。つまり片頭痛になるとわたしの胃は消化できなくなるのだ。あくまでもわたしの場合は、だ。

これがかなりツラい。日常に弊害が出まくりで仕事に行けないときもある。2日はダルダルになるのだ。

わたしは1ヶ月に2回も片頭痛が来たことを先生に伝え、エストラーナテープを半量にしてもらった。テープをハサミで半分に切って使っていいとのことだ。

そして、半量のエストラーナテープを貼り替えて1週間。

なんと!!胸の大きさが少し減った。
(●)(●)→(・)(・)

おお?わたし的にはまだ充分に大きいがそんなあからさまに影響するんだ?

貧乳を自負するわたしにとっての日常が少し戻ったのだ。胸がパンパンのしんどさが無くなった。貧乳ブラボー\(^o^)/

恐るべし、女性ホルモン。

夫も「??あれ?ちょっと小さくなった?」

は?いちいち確認すんなや!ヽ(`Д´)ノ
文句あんのか?(`ε´)

とはいえ、夫婦仲は悪くはない。

とりあえず、エストラーナテープを半量にして頭痛が減るか、様子見である。

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