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精油が好きな話。

アロマ検定の1級を取得したのは10年前。
40代だった。日頃の体調不良を少しでも緩和できたらと思い、わたしはアロマの知識が欲しくなったのだ。
3ヶ月ほど覚えまくって日本アロマ環境協会(AEAJ)のアロマ検定を受けた。

もともと精油には親しんでいたので、ちょっと暗記すればイケるかな、と若い学生さんに混じって検定を受けた。受検者の8割方が合格する検定試験である。民間の趣味の資格だ。
満点ではなかったが普通に受かった。
その先のアドバイザー資格は毎年お金がかかるので取っていないのだが、少し香りの話がしたい。

わたしが好きな精油は

ユーカリラディアータ
ラヴィンツァラ
ローズウッド
フランキンセンス

などだ。

お花の香り…例えばゼラニウムやローズダマスクなどが苦手である。

万能精油と言われるラベンダーは超苦手である。ラベンダーにもラベンダーなんちゃらと取れる産地などによっていろんな種類があるが、わたしはすべてのラベンダーの精油が苦手である。

だいたいの人が良い香りと感じるラベンダー精油はわたしにとって良い香りではない。

生花のラベンダーの香りは好きなのに精油になると「オェッ😫」となる。

いくら成分が良くても自分が心地良いと感じる香りでないと嗅覚は拒否反応を示す。

ある本によるとラベンダーが苦手な人はローズウッドを代用すると良いとあった。

ローズウッドの香りは木の中にほんのり甘い香りがする私のどストライクの香りである。

随分前にローズウッドの精油は木材がワシントン条約の対象になっているため、急に貴重品になってしまった経緯があり、ローズウッド命♡だったわたしは途方に暮れた。

ローズウッドの代用としてホーリーフという
同じクスノキ科の精油がある。似てはいるものの、ローズウッドの香りには到底およばない。一応同系列の香りがするのでラインナップには入れてある。

ラベンダーと並び、汎用性が高い精油にティーツリーという抗菌作用に優れているとされる精油がある。ところがわたしはこの精油も苦手である。なので同じような成分のカユプテという精油を使っている。

いくら効能が良くても「オエッ😫」となる香りは使えない。

精油初心者の頃は「生活の木」で瓶を片っ端から嗅いで予算内で収まる分を買いまくった。
あの頃は10mlの精油の瓶で600円ほどだった。
5本買っても3000円で香りが楽しめた。
今や精油の主流は5mlや3mlになり、値段も上がっている。1本900円はザラだ。
値段を安くするためかブレンド精油が多くなっている。
なんでも値上げ、世知辛い世の中である。

精油を肌に使うときはオイルに数滴垂らして混ぜて使う。これは安全に使えるパーセンテージが決められている。一般的に身体に使う精油は基材(オイルなど)の3%だ。

オイル10mlに対して精油は6滴しか垂らしてはいけない。1滴は0.05mlである。

10mlのオイルに好きな精油を複数入れる場合は

ユーカリ3滴
ベルガモット2滴
ペパーミント1滴

というように合計6滴を守る。
わたしはこのパーセントを守りながら自分に合うレシピを作っている。

 レシピノート

わたしが精油を少しだけ勉強したときに出会った本がある。
2015年に発売されたハーバリスト萩尾エリ子先生の著書「香りの扉、草の椅子」である。
萩尾先生の著書を読んで泣いてしまったのが10年前。

心のバイブル。


付箋を挟んでいつでも見れるようにしている。


直筆サイン入り

いつか、長野県茅野市にある先生のお店、蓼科ハーバルノート・シンプルズに行くのが目下の夢である。憧れの長野。行ってみたい。


わたしは人口的な香りが苦手で、香り付きの柔軟剤など言語道断である。

「うっわ、くっっさっ😵‍💫」となる。

夏になると香り付き柔軟剤の香りが充満しがちだがアレは着ている本人は大丈夫なのか?
アレを本当に良い香りと認識しているのか。

それでも冬など静電気防止に仕方なく柔軟剤を使うときはあるが、ハミング(無香料)を使う。

わたしはキツイ香り付き柔軟材を使用している人とはお近づきになれないのだ。
キツイ香り付き柔軟剤の生乾き臭は最強にクサイと思っている。そして夏になると職場に必ず現れる。あれは生乾き星人だ。

この間、次男が香り付き柔軟剤のニオイをプンプンさせながら帰省した。

おま…っ!なんだそのニオイは?!

「あんた…!!その柔軟剤クサイで…!!」と一言物申しておいた。

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