今更WEBサイトで単価3万円のサービスの集客をしてみた話
グーグルのSEOに大きく変動があり、個人ブログやメディア等の検索順位が一気に下がり、公式サイトや大企業のサイトが上位を占めるようになり数年が経ちました。
実は自分もアフィリエイトでそこそこの売上がありましたが、今では全盛期の10分の1以下にまで売上は落ちています。
幸い他にも仕事をしていたので生活には困っていないですが、自分も含めてアフィリエイトで売上を作っていたほとんどの人にとって大きな打撃になったことは間違い無いです。
2021年からWEBサイトで集客することを考えた
アフィリエイトで売上を上げ続けることは難しいと思い、他に新しい収入源を考えました。
元々器用貧乏なところがあり、自分が提供できるサービスの中に単価30,000円のものがあったので、そのサービスへ誘導するWEBサイトを作ることにしました。
ちなみにそのサービスは「撮影」です。
1件を1時間半ほどで完了できるサービスなので、負担も少なく、試しにやってみるには悪くないサービスだと思い、始めました。
人を巻き込んでみることにした
WEBサイトを作るにあたり、1人でやるよりも、すでにある実店舗と協力してやった方が物事がうまく進む気がしたので、ツテをたどり美容サロンへ営業へ行きました。
いわゆるウィンウィンの関係でビジネスが成り立つことを確認し、その美容サロンのWEBサイトを制作する代わりに、こちらのサービス内容も自然に入れ込む了承を得ました。
アフィリエイトサイトを作る時はほとんどの作業を1人でこなしていたので、誰かを巻き込むことには少し抵抗がありましたが、いざやってみると1人の時とはまた違った楽しさがあり、これはこれで楽しいと感じたことはその後の仕事にかなり活かされています。
WEBサイトでの集客をスタートして3年経った今
2021年、2022年、2023年とWEBサイトで集客をスタートして3年間が経ちました。
結果は以下の通りです。
2021年:4件
2022年:7件
2023年:12件(3件のお断り)
ありがたいことに毎年件数は増えていて、2023年は数件お断りするほどに。
元々無理のない程度、メインの仕事に支障が出ない程度に、ということをベースに始めたことなので、本当に無理ない程度にサービスの提供を行っています。
次の段階としてはこのまま件数を増やしていくのか、単価を上げていくのか。今まさにどちらの施策で進めるか協議している最中です。
また、以下よりWEBサイトでの集客をしてみて感じたことをまとめてあります。
WEBサイトだけでは成果が出るまでに時間がかかる
実際に3年間集客をしてみて、成果が出るまでに時間がかかることが分かりました。
そもそも広告も一切使用していないため、最初の年(2021年)はほとんど売上がない状態です。
検索結果にもまともに表示されず、本当にこれで集客できるのか?そんなことさえ頭をよぎっていました(笑)
ですが、アフィリエイトを始めた時も最初は全く成果はなく、ジワジワと売上が右肩上がりに増えたことも思い出し、とにかく地道にできることだけをやっていました。
効果測定の重要性
WEBサイトは作って終わりではありません。
どのページがたくさん見られて、滞在時間やクリック率をチェックして、アクセスした人がどんな思いでそのサイトを見たのか仮定を立てて、そのための施策をする、その繰り返しが必須です。
どんな仕事でもそうですが、その繰り返しなしに成果が右肩上がりに増えることは絶対にあり得ないとぼくは考えています。
SNS MEOは必須
WEBサイトで集客する上でやっぱり必須だと思ったのはSNSとMEOです。
WEBサイトではそのサービスやお店のイメージや料金体系をざっくり伝えることはできますが、今日のお店の様子を伝えることはできません。
数年前まではブログも読まれていましたが、今わざわざブログを読む人はかなり少なく、今日のお店の様子を伝えるにはやっぱりインスタグラム等のSNSを使うのが一番だと感じました。
また実店舗がある場合はMEOに力を入れることも必須だと感じました。
自分もそうですが、Googleマップの口コミをあてにしている人は多いです。
実店舗でクーブルマップの口コミが一件もないお店や評価が明らかに低いお店には入るのにかなり抵抗があります。
地方は競合が少ない
都心であれば別ですが、少し地方へ行くとMEOやSNS、WEBサイトをしっかり運営できているお店はほとんどありません。
そのため、本気でやれば地方でネット集客をすることは正直簡単だと感じました。
提供できる技術やサービスがあれば割と簡単に集客はできる
自分に提供できるサービスがあれば、WEBサイトでの集客もまだまだ捨てたもんじゃありません。
ただし、何をするにしても当たり前のことを当たり前にやることは前提です。
当たり前のことを当たり前にできる人は意外と少ないので、それを行動に移すだけでも多くの人と差をつけることはできます。
ということで、本日も当たり前に仕事をしていきます!