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夏をあきらめきれなくて腰越散歩 小雨のすばな通りを歩く 21.09.12_12:20


気がつけば9月だ。
あれだけ暑かった夏が9月になった途端どこかに一気に消え失せてしまった。
不思議なものだが季節とはよくできていると感心したり。


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前触れもなくやってきた秋に戸惑いながら、夏をあきらめきれなくて腰越あたりを散歩するのは毎年のこと。
今年はちょっと出遅れた感じ。小雨交じりだけれどもこれ以上後にすると夏をあきらめきれないどころか秋真っ盛りになってしまいそうだったので・・・。

横浜から腰越目的だと大船からモノレールにしようか、藤沢から江ノ電にするか、小田急線にするか。
はたまた鎌倉から江ノ電というルートもなしではない。


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選択肢が多いって良いことだけれども、選びきれない昭和のオヤジ。
結局、安直に藤沢駅から小田急線というルートを選択。

白の小田急線ってどこかエレガントなんだよなぁ。
世田谷の香りがする(笑)
なんて思っていると、見せかけの龍宮城、片瀬江ノ島駅に列車は滑り込む。



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日本のキングオブ・サマーバケーションの地。
江ノ島に一眼近い駅。
だからこんな意匠なのか・・・ってガキの頃からだから見慣れたものだけれども。


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玉手箱を押し付けられる前に龍宮城を後にして、洲鼻通りに迷い込む。
今でこそ夏のリゾート江ノ島への通路的な存在の洲鼻通りも昔は江島弁財天への参道。


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ビーチサンダルや浮き輪の店の間にスマートボールや射的の店がある違和感。


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その間にハンバーガー屋やラーメン屋、老舗の羊羹屋。この節操のないゴッタ混ぜの感じがなんとも江ノ島だ。


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すっかりコロナの夏も過ぎ、喧騒がおさまりつつ有る小雨交じりの天気だけれど、なんとなくここを歩いているとウキウキするのは気のせいだろうか?


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海から歩くと、洲鼻通りの土産物屋のどんつきが江ノ電江ノ島駅。
いやぁ、気軽なリゾートですわ。


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こういうところが近くにあるって、神奈川県民は恵まれているよなぁ。




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