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【山梨県身延町】久遠寺のしだれ桜散歩 堂宇を巡る 24.03.30_08:15

 日蓮宗大本山、身延山久遠寺の境内の枝垂れ桜を堪能した後は、堂宇を巡るのはいつものこと。

 広大な境内に建つ巨大な堂宇を、本堂、祖師堂、報恩閣、拝殿、仏殿、客殿と見てまわれるというもの。

 堂宇によっては内部が見れたり見られなかったりなのだけれど、この巨大な堂宇を一つ一つ自分の足で渡っていくってすごいこと。

 朝の読経が途絶えたのを見計らっての堂宇巡り。

 正直一廻りするだけでくたくたになったり。

 堂宇は、これはもう文化財だろうなぁと思わせる木造のものから、最近出来たであろうコンクリートのものまで千差万別。

 こんな山の中にこれだけの堂宇。

 日蓮宗の実力をまじまじと感じさせられる。

 日蓮宗はどこの寺院も大概サービス精神が良く、境内くまなく見せてくれるところが多い気がする。

 今日もそんな開放的な宗派の文化に甘えているのだけれど。

 ただ問題は私自身が日蓮宗の信徒ではないということくらいかな。

 ただのしだれ桜ファン。のついでの参拝なわけで・・・


 最近の日本人の宗教観なんて、そんなものだよね。

 正直、信心が薄い。

 核家族化が進みすぎていて、先祖がどうこうという意識も低い。

 コロナ禍もあり、日本の宗教にとっては曲がり角の時代なのかも知れない。

 日本の宗教は、今度どうなっていくのだろうか?

 坊さんが無税にあぐらをかいて、いい車乗り回す時代は終わってると思うのだけれど。

 日蓮宗とは関係ない話かもしれないけれど。



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