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#けテぶれFC で切磋琢磨⑫(10月第1週~10月第2週)【けテぶれ伴走企画】
小学校教員のsmyle(スまイル)です。
今年度、6年生の担任をしています。
現在、けテぶれFCという、葛原実践について
「2週間に一度、実践を報告し、共有し、共に学んでいく場。」
「先行実践者の方に助言をもらったり、一緒に考えていったりする場。」
に参加させていただいています。
前回(10月2日)のけテぶれFCも
実に有意義な時間でした。
今日の"S" #けテぶれFC
— smyle(スまイル) (@smilection) October 2, 2024
・教育長お墨付き
・回転数、だけじゃない
→こちらからは言わない
・考えるとは、手を動かすこと
→わからない人は、止まる
→脳に汗をかいたら、賢くなる
・自分の思考のパターンとは
・息子が嘔吐したシーツやら
必死に手を動かして洗ってたので
耳だけ参加でした!
けテぶれFCでは、
共有してあるスプレッドシートに2週間ごとの振り返りを記録し、
その記録をもとに話し合ったりしています。
今後1年間、
このnoteにて、スプレッドシートに記述している私の振り返りを
2週間ごとに載せていきたいと思っています。
(挫折したら、その時はどんまい)
もちろん、
自分のアウトプットのためが一番ですが、
上手くいったことも、いかなかったことも、
そのどちらも含めた1年間を見ていただく。
そうすることで、
葛原実践にチャレンジしたい方にとって
「あーこんな感じで1年間が進むんだな」
「これならできそう」「これには気をつけよう」
「見通しがもてたからやってみようかな」
なんて、少しでも思っていただけたら、
という願いをもっています。
それでは今回は、
「10月第1週~10月第2週」の振り返りです!
どうぞ!
「10月第1週~10月第2週」の振り返り
1 語り(子どもたちに導入したこと・その際に語ったこと)
・通知表を渡すときに、心マトリクスの視点で、「どんな感情も必要で、どんな現在地でもOKで、どんなあなたでも大切だ」ということを、1人1人伝えることができた。特に不登校(不登校傾向)の子には、なお丁寧に伝えた。
2 言葉がけ(子どもたちにしたフィードバック)
・校外学習にボランティアとして来ていただいた方(元校長先生)に、子どもたちとのやりとりの姿勢を褒めていただいた。子どもたちのどんな突飛な行動・投げかけにも、穏やかな感情で、「ありがとう」などの肯定的な声掛けで受け止めていて、良かったとのこと。
・交換授業しているとなりのクラスの算数で、「フワフワ」している自分を客観視できていない児童が一定数いたが、改めて心マトリクスを提示し直し、現在地を見つめる言葉掛けをしたところ、冷静に自分の学び方を振り返ることのできる児童がたくさんいた。どんな手立ても一回提示して終わりでなく、教師が折を見て再提示したり語り直す必要性を改めて感じた。
3 子どもの実態
・じわりじわりと、家庭学習においてけテぶれが浸透してきている。計算スキルやプリント、算数の予習などでも「け」を書き「ぶ」を書きしてくる子が増えてきた。また、「ぶ」をふまえた「れ」をすることの大切さや、「テ」における丸つけの重要性など、納得し実行に移す子も少しずつ増えてきた。これからも継続していってほしい。そして周りの子にもさらに広がっていってほしい。
・算数は『学び合い』が軌道に乗ってきた。「学び合い」で時数を凝縮して数時間→けテぶれで2時間テスト勉強→テスト、という流れで結果(テストの点数)も伴ってきた。
・家族の看病の関係で朝遅れて行くことになり、数時間を子どもたちに任せた(教務の先生が見に来てくださった)が、自分たちでしっかり進めることができていた。一日の流れをできるだけルーティン化し、授業でも生活でも教師の出しろを極力減らし、自走可能な形で進めてきたことが奏功したと思われる。
4 具体物(どんな資料やワークシートを使ったか)
・道徳×QNKS×心マトリクスのワークシート、まだ十分に扱いに慣れていない(担任も子どもたちも)ので、少し駆け足で取り組んでしまっているところもあるが、一連の流れに慣れていけばいくほど、より深く内容項目にせまれる実感がある。
・体育ではマット運動を開始した。今回の学習カードにも「けテぶれ」を採り入れた。ゴールは「マットの技を使ったチーム演技」。チームけテぶれで取り組ませる予定。
5 注意点(気をつけていることや難しいと感じていること)
・前期が終わったので通知表を渡した。毎週末、「1週間振り返りQNKSシート」で1週間蓄積したNをもとに振り返りをさせるのだが、今回は併せて通知表からもNさせ、KSさせた。通知表をふまえて記述できている子もいたが、1週間の振り返りとどっちつかずになってしまった子も一定数いた。以前、通知表のみをじっくり分析をさせたことがあったが、その時の方が分析が深まっていた。やらせたいことをもっと精選する必要がある。
・前期の☆集めしたファイルを通知表と一緒に持ち帰らせて、通知表という結果だけでなく結果に至る「過程」も併せて見ていただこう!と思っていたが、ファイル持ち帰らせ忘れた…
6 悩み(この悩みをもとに話し合ったり助言をもらえたりします)
・クラスとしては一歩ずつ成長・成熟していっていると感じる一方、一部児童の生活指導事案・トラブルが絶えない。心マトリクスをもとに、現在地を確認しながらアプローチするのは生活指導的にも有効だと感じる。そんな中、保護者が子どもの言い分を全面的に信じてトラブルがこじれるケースが多い。保護者向けのアプローチが必要。
こんな感じです。
書きながら実践が整理されたり、
「じゃあ来週はこうしよう!」と思える機会、
やはりありがたいですね。
子どもたちにとっても、
1週間の最後、金曜の6時間目に設定している
「一週間の振り返りQNKS」の時間を、
そんな風に感じてもらえたらうれしいです。
来週の「け」(計画)
・学級通信を毎日発行している(現在189号発行)。
先日、瀧上さんのnoteでも取り上げていただいた。(感謝!)
先述した「悩み」に書いたように、
「子どもの言うことを親としてどう受け止めるか」ということについて、
保護者向けに通信を出そうと思う。
さっそく管理職に起案して通ったので、内容的には問題ないはず。
通信を書いたとして、読んでいただけたとして
それで解決するだとか受け手の価値観を変えようだとかは
滅相もないけれど、それでもあきらめずアプローチし続けたい。
それではまた、2週間後に。
#けテぶれFC
「けテぶれFC」に関する記事を2本、
"みんなのけテぶれマガジン"に追加していただきました!
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素敵な「けテぶれ」記事が
どんどん追加されていますので、
ぜひご覧ください!