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一寸の寄生虫にも五分の魂

何も出来ない。
空っぽになった。

もう何かを与えることが出来ない。
もう誰も救えない。

それが歯痒い。

むしろ誰かの言葉が私を優しくを包む。

それも悲しいのだ。

その人の隠しきれない苦しみから
私を優しい言葉で包んでくれる。

情けないのだ。
その言葉に甘える私が。

もう誰かを救う力がない。

この世界にいては重しになってしまうだろう。

こんな世界にしたのは私。
誰かに苦しみを与えてしまうのも私。

寄り添ってもきっと私のほうが重いのでしょう。
申し訳ないのだ。

活動家さえなれず、活動家さえ見つけられない。
何も出来ない、ただその毎日が訪れる。

社会が苦しんでいる。
嘆く人々が日に日に増していく。

私が消えてしまったほうが世のためになるにだろうか。

もう私が消えてしまうことが唯一出来ること。
私が消えてしまえば誰かが少し軽くなる。

私には未来がない。
未来がある人にそれを譲りたい。

これが私に出来ること。

それを思っても消えることさえ出来ない私に
今日も明日も何も出来ないのだと語りかけてくる。

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Smoke
メンヘラで引きこもり生活困窮者です、生活保護を申請中です。ガスも止めてスポーツジムで最低限の筋トレとお風呂生活をしています。少しでも食費の足しにしたいのが本音です。生恥を重ねるようで情けないのですがお慰みを切にお願いします。