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適応障害からの回復:復讐を考える②

はじめまして。ららんと申します。
自己紹介はこちら↓↓


今夏、人生で初めて「適応障害」と診断されました。
適応障害からの回復について書いていきます。


⚫︎前回のお話⚫︎

退職してからの数週間。
ただひたすらに復讐だけを考えていた私ですが、ある日ふとその思いに疑問を持つようになりました。

復讐とはなんなのか

相手にかなりの恨みを持つものが計画的に行うこと。 「しっぺ返し」は、すぐにやり返すこと。 また、ある仕打ちをうけたのと同じ程度、方法でやり返すこと

goo辞典

うーん。同じ程度や方法ねぇ。気持ちはわかるけど。
元々そんな陰湿なタイプでもないしなぁ。。。

そう思いながら時間の経過とともにこんな風に思い始めました。

私はセクハラを受けた時に「もうこんなヤツと付き合ってられるかー!」と思って退職を決めたのに、結局辞めた後もクソ上司に感情が揺さぶられていることに気づいたんですよね。

私の人生から排除したはずなのにいつまでもクソ上司にされた数々のハラスメントやジェットコースターのように不規則な彼の言動に退職してもなお、取り憑かれていました。一種の”洗脳”に近いような。そんな感覚に似ているのかもしれません。

もう二度と会うことはないのに。


実はこの頃、映画ラストマイルの公開を控え、サブスク動画配信サービスでアンナチュラルをずっと見ていたんです。その第7話にこんなセリフがありました。

「まだ終わってない。質問に答えて。あなたが死んで何になるの?あなたを苦しめた人の名前を遺書に残して、それが何?彼らはきっと、転校して、名前を変えて、新しい人生を生きていくの。あなたの人生を奪ったことなんてすっかり忘れて生きていくの。あなたが命を差し出しても、あなたの痛みは決して彼らに届かない。それでも死ぬの?あなたの人生は、あなたのものだよ。」

アンナチュラル」第7話 - 三澄ミコト

実はですね。
この言葉が非常に響きました。(ドラマの設定と私の環境は全然違うけど)


クソ上司は私がいなくなった後も、また新しい人生を生きていく。
私のメンタルを壊したことも、セクハラをしたことも、私がいたことさえ、すっかり忘れて生きていく。私の痛みは決して彼に届かない。


きっとそうなんです。
私がどれだけもがいても、私がどれだけ叫んでも
この辛さはクソ上司には一生届かない

そんな人に復讐をしようと考え、実行する時間と労力がもったいないですよね。

【極論】私にとっての復讐とは


「クソ上司という人間を存在しなかったものにする」


ここに行き着きました。
実際に記憶から消すことは無理でしょう。
でも嫌な人間のために時間を使うことをやめようと思いました。

それは”相手を許す”ことと紙一重な気もしますが、全く許してはいません笑

セクハラをする残念すぎる人でした
人がどんどん離れていく理由もわからない情けない人でした
みんなが引いているのもわからずお金の話をする変な人でした
自分の価値が身につけているものやお金でしかない淋しい人でした
自らのDVが原因で妻子を失うかわいそうな人でした
実は中卒の元ひきこもりなのもつらいですね
親の暴力を見てきた人生も悲しいですよね

私はこんな”残念な人”にこれ以上自分の時間を搾取されるのは今日を限りに止めようと思いました。

私の大切な人生は、自分自身のため、私と出会い、関わり、支えてくださる方たちとの楽しい時間のために使おうと決めました。それ以降、メンタルはぐんぐん回復し本来の”自分らしさ”を戻すことができました。

自分のメンタルや考え方を見直すことで、私なりの復讐に終止符を打つことができたと思っています。

つづく。。。

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