一日四字熟語
こんにちは、しゅーくりーむです。
普段はこのようにして投稿することはあまりないのですが、今日から1日一つ、『四字熟語』を皆さんに伝えていこうと思います。
座右の銘や、落ち込んでいるとき、頑張りたい時などに使える四字熟語をお伝えできたらな、と思います。
🍀四字熟語の歴史
まずはじめに、皆さんは四字熟語の原点を知っていますか?
狭い範囲での「四字熟語」という用語が定着したのは実は結構最近のことで、元ジャーナリストの真藤健志郎の著、『「四字熟語」の辞典-活用引用自由自在』(日本実業出版社、1985年)が発売された以降です。
実業家の稲葉通雄は同書が書店で平積みされているのを見て「四字の活字から成る『読む辞典』が静かに売れている」と評しました。
稲葉によると、当時の書店には故事熟語辞典、ことわざ辞典、蘊蓄字典などが並んでいましたが、「四字熟語辞典」と称する書籍はこれ以外に見当たらなかったと言い、 もちろんこの著以前でも「四字熟語」という語の用例は見つけることができますが、これが特に決まった呼び方ではなく、人それぞれに「故事成語」や「故事熟語」あるいは単に「成語」や「成句」などと呼んでいたらしいです。
真藤は著書を「四字熟語」とカギカッコ付きで表記し、これが暫定的に命名した用語であることを強調していました。しかし、現在ではこの用語はすっかり定着し、四字熟語を紹介する本が数多く出版されています。
これが四字熟語の語源、発祥と言われています。
では、今日皆さんにお伝えしたい四字熟語を紹介します。
🍀今日の四字熟語
『円木警枕』
えんぼく(の)-けいちん【円木警枕】
苦労して懸命に勉学に励むたとえです。また、物事に精励して寝る間も惜しむこととも言います。眠り込んでしまわないように、すぐ転んで目が覚めるようにした丸木の枕まくらの意から来ています。▽「警枕」は眠り込まないようにした枕のことで、軍中などで使われていました。
出典は『資治通鑑しじつがん』です。気になった方はぜひ、調べてみてください。
この四字熟語を皆さんに伝えると同時に、何かのきっかけに少しでもなれたらなと思います。
読んでいただき、ありがとうございました。