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健康経営には軽労化ナビ®️

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軽労化トレーナーが職場に伺い、体幹力チェックや作業の腰部ストレスチェックを行います。腰痛による生産性の低下を防ぎ、はたらきやすさもはたらきがいもある職場づくりを支援します。
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#軽労化

中間管理職の行方:働き方改革がもたらす新たな課題

1. 働き方改革が実施された背景と内容 働き方改革は、日本政府が2018年に成立させた一連の法律の中で始まりました。この取り組みの目的は、日本社会が抱える労働人口の減少や過労死問題などの深刻な課題に対処することでした。長時間労働の是正、正規・非正規雇用の格差解消、多様で柔軟な働き方の促進がその主な内容です。 例えば、企業における残業時間の上限が法律で定められ、労働時間の短縮を目指した取り組みが行われています。また、テレワークやフレックスタイム制度など、柔軟な働き方が推奨さ

高年齢従業員の労災対策

本日(2024.11.06)の日本経済新聞の記事です。 高齢従業員の労災防げ 危険度を点検、企業の努力義務に #日経COMEMO #NIKKEI 高齢者の多くが定年後も働き続けたいと考えています。 経済的な理由で働かざるを得ないとか、理由はさまざまですが、ひと昔前の高齢者より健康面でも格段に若く元気になっていて、健康寿命も伸びていることから、元気なうちは働いて社会参画したいと思われる方も多いのではないかと思われます。 高齢者はひと昔前と比べて元気になった。といっても、そ

タイヤ交換での腰痛発症にご注意ください

この時期にしては暖かい日が続いていた北海道も今日は最高気温が10℃に届くか届かないかという気温です。天気予報によれば明日は平野部でも積雪の可能性があると言われています。そろそろ冬支度をしなければなりません。 積雪地域の冬支度の重労働といえば、庭木の雪囲いと車のタイヤ交換ではないでしょうか?地方に住んでいれば、大人はひとり一台の車を所有していることも多く、タイヤ交換は億劫な冬支度のひとつです。 最近はガソリンスタンドやディーラーなどに、タイヤ交換を頼む人も多いのですが、知り

若々しい姿勢や歩き方は運動習慣から

ゴルフに行くと、遠くにいる前の組の人たちが見えます。 その人たちが若い人たちなのか、老人なのかを判断するのに、服装もありますが、"姿勢" と "歩き方" で見分けることができます。 おそらく、服装よりも姿勢、動作の方が年齢を推測しやすいと思います。 年寄りかな?って思える人は、まき肩(両肩が前側、内側に入り込んでいる)で、顎が前に出てうつむき加減、背中が丸まって、腰が落ちています。 この姿勢だと、歩幅は小さくなり、トボトボとした感じに見えてしまいます。もちろん、移動は遅

軽労化トレーナーと従業員のワンオンワン・セッション

筋トレやジョギングなど、日常的に運動習慣がある人は経営者に多いイメージがあります。これは、経営者は長時間労働や大きな責任というストレスに耐え、業務を効率化し事業を成功に導くために、心身の健康を高いレベルで保つことが必要であるからと言われています。 もちろん、時間的な制約やストレスから健康管理が後回しにしてしまう人も多いので個人差は大きいでしょう。また、従業員が経営者と比較して、健康にに対する関心が低いとは一概には言えません。 しかし、健康に対する関心を高く維持することは、

軽労化ナビについて

腰痛による経済損失腰痛とは病気の名前ではなく、症状の総称であり、腰部の痛みやハリ、不快感を示す症状のことです。日本人の生涯有訴率は8割を超え、休業4日以上の業務上疾病において腰痛が全体の6割を示します。腰痛による生産性の低下等による損失額は年間3兆円(ひとりあたり約45,000円/年)にものぼります。 プレゼンティーイズムとは プレゼンティーイズムとは、出勤しているものの腰痛などの健康上の理由によって生産性が低下している状態のことを言います。プレゼンティーイズムによる経

職場の腰ストレス度の測定をやっています。

転倒による怪我と腰痛は労災の中でも頻度が高いと言われています。特に、加齢によって体力が低下しつつある50歳代以上に多く見られる労災です。 腰痛を予防するための取り組みは、多くの作業現場ですでに実施されていると思います。現場作業でまず取り組むべきは下記の2点かと思います。 作業姿勢の改善 腰へのストレスは中腰状態でもっとも大きくなります。中腰にならないように作業台の高さを調整することは最も有効な手段になります。また、作業台の高さを変えても身長の高い人は中腰姿勢で仕事をするこ

腰部負荷計測を承ります。

当社では、「軽労化ナビ」というサービスを試験的にローンチしています。 「軽労化」とは、当社の技術やサービス開発の軸になるコンセプトです。 新ためてご紹介します。 身体にかかる負担を軽減することを目的に現場の作業は、日々改善されています。以前は人がやっていた作業を全て機械化、ロボット化してしまったという現場も多いと思います。 一方で、どうしても「人の手」でなければならない現場も多くあるでしょう。そのような現場は、作業者の経験や勘などが強く働くとか、機械化しても費用対効果が

可視化できない従業員の健康コスト

先日、経済産業省から2024年の「健康経営」優良法人の認定発表があり、認定各社からプレスリリースがありました。今年は大企業部門に2,988法人、中小企業部門に16,733法人が認定されています。 経済産業省ヘルスケア産業課が令和4年6月に発表した「健康経営の推進」についてという資料では下記のように示されています。 「健康経営」とは、従業員等の健康保持・増進の取り組みが将来的に収益等を高める投資であるとの考えの下、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実施すること。 健康

軽労化トレーナの指導による従業員の作業パフォーマンスの向上

「軽労化ナビ」のサービスでは、スポーツクラブでインストラクター経験者やパーソナルトレーナーが「軽労化トレーナー」として企業を訪問しています。 軽労化トレーナーは、「軽労化ナビ」の体幹力チェックを実施し、その結果から従業員の体力的な弱点を見出し、ストレッチや体操、筋トレなど、その人の体力レベルに合わせたトレーニングメニューを提案します。それらのトレーニングメニューは、動画で見ることができますので自宅での毎日の体力づくりに役立ちます。 体幹力チェックは月に1度、定期的に行うこ

社員の健康増進に補助金

#日経COMEMO #NIKKEI 先日の日本経済新聞の朝刊に、厚生労働省が中小企業向けに、転倒や腰痛といった労働災害を予防するために社員の健康増進に補助金を新設するとの記事がありました。 新聞これは従来からある、エイジフレンドリー事業から年齢制限を撤廃し、高齢者に限らず、全年代に適用するようです。これまでのエイジフレンドリー事業は60歳以上の労働者を雇用する中小企業が対象でした。 当社が開発、販売しているスマートスーツもこの事業によって第三者認定を受けていますが、スマ

働き方による企業の分類。ホワイト、ブラック、プラチナ、モーレツ、そしてJTC?!

昨日(2024年4月4日)の日経新聞の記事から。 新年度になり新入社員も入ってきたことから、働き方に関して考察している記事も多く見られます。 #日経COMEMO #NIKKEI これまでの日本企業の雇用は、新卒一斉採用、終身雇用、年功序列のいわゆる”メンバーシップ型”でしたが、最近は、仕事を規定する”ジョブ型”も増えているようです。 一方で、JTC(Japanese Traditional Company)のことで、昭和の日本の会社のマネジメントに固執している時代遅れの

中途採用が増え、JTCのメンバーシップ雇用が終わる。労働市場で高く評価されるためには。

今朝の日経新聞の記事から。 日経新聞の調査によると「中途採用5割迫る、24年度「新卒中心」転換点」とのことです。 #日経COMEMO #NIKKEI 日本型伝統的企業(JTC)は、高度経済成長を支えた「年功序列」、「終身雇用」軸としたメンバーシップ型の雇用戦略をとってきました。しかし、記事のように能力、技術がある中途採用者を積極的に採用するジョブ型採用が今後も増加するならば、メンバーシップ型の雇用体型は崩壊する可能性が大きくなります。 メンバーシップ型は、新卒者を一括採

労働者の労働時間や健康管理の責任

コロナ禍で在宅勤務(テレワーク)が推奨され、働く場所や時間を自由に選択できることが社会に受け入れられるようになりました。これが実現できたのはオンライン会議などがストレスなくできるインターネットの普及やデジタル化など科学技術の進歩のおかげです。 テレワークという時間や場所に縛られない働き方が認められるようになると、子育てや介護、遠方に住んでいるといった状況やライフスタイルに合わせて自由な働き方ができるようになります。仕事をするのを諦めていた人も労働参加することができます。