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働き方による企業の分類。ホワイト、ブラック、プラチナ、モーレツ、そしてJTC?!

昨日(2024年4月4日)の日経新聞の記事から。
新年度になり新入社員も入ってきたことから、働き方に関して考察している記事も多く見られます。

#日経COMEMO #NIKKEI

これまでの日本企業の雇用は、新卒一斉採用、終身雇用、年功序列のいわゆる”メンバーシップ型”でしたが、最近は、仕事を規定する”ジョブ型”も増えているようです。

一方で、JTC(Japanese Traditional Company)のことで、昭和の日本の会社のマネジメントに固執している時代遅れの経営のことを言います。

終身雇用や年功序列を基本とするメンバーシップ型は典型的なJTCの雇用体系であり、戦後の日本の高度経済成長を支えた堅牢な組織基盤でした。しかし、多様性を認めようとする最近の社会風潮にあって、JTCは硬直化して融通の効かない働きにくい会社とされているようです。

従業員の働き方で重視する項目として、「働きやすさ」と「働きがい」があります。企業経営ではどちらに軸足を置くかでホワイトかモーレツか、あるいは、「働きやすさ」と「モーレツ」を両立したプラチナというように色分けされます。いずれにも当てはまらない企業は「ブラック企業」となります。

さらに、「働きやすさ」を追求するあまり、その企業で働いていても、やりがいを感じない。成長している実感が持てないと感じる人もいます。そういう比較的向上心の高い人にとっては、「働きやすすぎる」のは、ホワイトを通り越して、逆に黒に近い「ゆるブラック」というそうです。

もちろん、向上心もなく、スキルを磨く気もない人にとって、ひたすらに「働きやすさ」を追求している会社はとても居心地が良いでしょう。しかし、会社にとっては生産性が上がりにくい状態になってしまいます。

プラチナまでは無理にしても、「働きやすさ」と「働きがい」をちょうど良い配分にコントロールすることが企業の業績を伸ばす上では欠かせない経営者の能力となります。

人材、人手に過不足がなく、老若男女が安全に安心して働けること。そして、経営者と従業員の目指す方向が一致していて一体感があること。すなわちエンゲージメントが高い状態を目指すことです。

この状態は従業員のウエルビーイングを高め、非常に高い生産性を得ることができます。しかし、そこに到達するのは容易ではありません。

今は昭和の働き方が横行するJTCからプラチナ化への過渡期です。経営者の心構えはもちろん必須ですが、従業員の側も会社に寄り添い、経営層と同じ方向を目指す姿勢を示さなければなりませんが、JTCでは経営者と従業員の対立構造がある場合があります。

まずはこの対立関係を緩やかに解くことが重要だと思います。

私たちの提供する「軽労化ナビ」では、元気はつらつな軽労化トレーナーが定期的に企業にお邪魔して、体力測定や体力づくり相談を実施します。企業では会議室や食堂、休憩室の一室をお借りして、休憩の合間などに従業員が体力測定に来てくれるのですが、みなさん和気あいあいと楽しそうに短い時間を過ごしてくれています。

しかし、中にはこの「和気あいあい」の雰囲気に馴染めずに、入ってこれない人もいます。そのような人たちを嫌味なく誘い、会話を楽しむことができるのがコミュニュケーション力抜群な軽労化トレーナーです。

定期的な軽労化トレーナーの訪問時のコミュニケーションが、組織の雰囲気をよくして、社員が健康になり、会社へのエンゲージメントを高めます。また、体力、体幹力を労務管理者が把握することにより、腰痛等の労災を予防する効果も期待できます。

最近は、経営層や上司が会社の飲み会に誘うのも、躊躇するような時代です。ボーリングやハイキングなどの社内レクレーションを軽労化トレーナーが提案します。場合によっては複数の会社での運動会なども企画します。

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