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健康経営には軽労化ナビ®️

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軽労化トレーナーが職場に伺い、体幹力チェックや作業の腰部ストレスチェックを行います。腰痛による生産性の低下を防ぎ、はたらきやすさもはたらきがいもある職場づくりを支援します。
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#腰痛

腰痛を発症してしまいました。

私はこのnoteで腰痛予防について綴っています。 腰痛予防を目的としたスマートスーツや、職場での腰痛予防を防止するための軽労化ナビなどを開発しています。 私は決して腰痛になってはいけないのです。 でも、2週間の月曜日、朝起きて仕事場に車で出勤し、駐車場に停めて車を降りたら腰に異変が。その後、どんどん痛みが増し、立っていられないぐらいなりました。痛さももちろんですが、腰で身体を支えることができず、腰が抜けるような感覚になるのです。 朝、起きた時は何度もなかったのに、特に重

高年齢従業員の労災対策

本日(2024.11.06)の日本経済新聞の記事です。 高齢従業員の労災防げ 危険度を点検、企業の努力義務に #日経COMEMO #NIKKEI 高齢者の多くが定年後も働き続けたいと考えています。 経済的な理由で働かざるを得ないとか、理由はさまざまですが、ひと昔前の高齢者より健康面でも格段に若く元気になっていて、健康寿命も伸びていることから、元気なうちは働いて社会参画したいと思われる方も多いのではないかと思われます。 高齢者はひと昔前と比べて元気になった。といっても、そ

タイヤ交換での腰痛発症にご注意ください

この時期にしては暖かい日が続いていた北海道も今日は最高気温が10℃に届くか届かないかという気温です。天気予報によれば明日は平野部でも積雪の可能性があると言われています。そろそろ冬支度をしなければなりません。 積雪地域の冬支度の重労働といえば、庭木の雪囲いと車のタイヤ交換ではないでしょうか?地方に住んでいれば、大人はひとり一台の車を所有していることも多く、タイヤ交換は億劫な冬支度のひとつです。 最近はガソリンスタンドやディーラーなどに、タイヤ交換を頼む人も多いのですが、知り

体幹力測定会を開催

先週、札幌で開催されていた No Maps というイベント(?)では、Wellnessをテーマにした展示があり、SS社が参加している 北海道ヘルスケア産業振興協議会 のスペースがあったチカホ(札幌駅前通地下広場)で体幹力測定会を実施しました。 通常実施している体幹力測定は7種目の体力測定から構成されますが、今回は簡易的に、閉眼方足立ち、2ステップ、座位ステッピング、ファンクショナルリーチ、握力の5種目で実施しました。 会場となったチカホは、札幌駅から大通駅(地下鉄で一駅)

腰痛発症リスクを可視化するサービス

日本人の腰痛罹患率はおよそ8割と言われていて、ほとんどの人が経験する症状です。若い人よりも中高年に発症が多いと言われ、腰痛で動けなくなって仕事に行けなくなったという経験がある人も多いと思います。 仕事を休むまでもないけれど、腰痛に不安を感じていて普段の仕事でベスト・パフォーマンスを発揮できていない状態。つまり、出勤しているものの、仕事に支障を期待している状態(プレゼンティーイズム)は、年間3兆円にも上るそうです。労働者ひとりあたりおよそ年間45,000円です。 最近は人手

軽労化ナビについて

腰痛による経済損失腰痛とは病気の名前ではなく、症状の総称であり、腰部の痛みやハリ、不快感を示す症状のことです。日本人の生涯有訴率は8割を超え、休業4日以上の業務上疾病において腰痛が全体の6割を示します。腰痛による生産性の低下等による損失額は年間3兆円(ひとりあたり約45,000円/年)にものぼります。 プレゼンティーイズムとは プレゼンティーイズムとは、出勤しているものの腰痛などの健康上の理由によって生産性が低下している状態のことを言います。プレゼンティーイズムによる経

職場の腰ストレス度の測定をやっています。

転倒による怪我と腰痛は労災の中でも頻度が高いと言われています。特に、加齢によって体力が低下しつつある50歳代以上に多く見られる労災です。 腰痛を予防するための取り組みは、多くの作業現場ですでに実施されていると思います。現場作業でまず取り組むべきは下記の2点かと思います。 作業姿勢の改善 腰へのストレスは中腰状態でもっとも大きくなります。中腰にならないように作業台の高さを調整することは最も有効な手段になります。また、作業台の高さを変えても身長の高い人は中腰姿勢で仕事をするこ

腰部負荷計測を承ります。

当社では、「軽労化ナビ」というサービスを試験的にローンチしています。 「軽労化」とは、当社の技術やサービス開発の軸になるコンセプトです。 新ためてご紹介します。 身体にかかる負担を軽減することを目的に現場の作業は、日々改善されています。以前は人がやっていた作業を全て機械化、ロボット化してしまったという現場も多いと思います。 一方で、どうしても「人の手」でなければならない現場も多くあるでしょう。そのような現場は、作業者の経験や勘などが強く働くとか、機械化しても費用対効果が

可視化できない従業員の健康コスト

先日、経済産業省から2024年の「健康経営」優良法人の認定発表があり、認定各社からプレスリリースがありました。今年は大企業部門に2,988法人、中小企業部門に16,733法人が認定されています。 経済産業省ヘルスケア産業課が令和4年6月に発表した「健康経営の推進」についてという資料では下記のように示されています。 「健康経営」とは、従業員等の健康保持・増進の取り組みが将来的に収益等を高める投資であるとの考えの下、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実施すること。 健康

社員の健康増進に補助金

#日経COMEMO #NIKKEI 先日の日本経済新聞の朝刊に、厚生労働省が中小企業向けに、転倒や腰痛といった労働災害を予防するために社員の健康増進に補助金を新設するとの記事がありました。 新聞これは従来からある、エイジフレンドリー事業から年齢制限を撤廃し、高齢者に限らず、全年代に適用するようです。これまでのエイジフレンドリー事業は60歳以上の労働者を雇用する中小企業が対象でした。 当社が開発、販売しているスマートスーツもこの事業によって第三者認定を受けていますが、スマ

中途採用が増え、JTCのメンバーシップ雇用が終わる。労働市場で高く評価されるためには。

今朝の日経新聞の記事から。 日経新聞の調査によると「中途採用5割迫る、24年度「新卒中心」転換点」とのことです。 #日経COMEMO #NIKKEI 日本型伝統的企業(JTC)は、高度経済成長を支えた「年功序列」、「終身雇用」軸としたメンバーシップ型の雇用戦略をとってきました。しかし、記事のように能力、技術がある中途採用者を積極的に採用するジョブ型採用が今後も増加するならば、メンバーシップ型の雇用体型は崩壊する可能性が大きくなります。 メンバーシップ型は、新卒者を一括採

腰痛発症を未然に防ぐ作業者の体幹力と仕事の腰部負荷のチェック

職場での腰痛は生産性の低下、すなわち損失である。 腰に負担がかかる作業といえば、中腰姿勢(前傾姿勢)の維持や上半身の屈伸やひねりの繰り返し、重量物の持ち上げ、長時間の立ち仕事などを思い浮かべます。 また、腰痛発症は中高年に多いイメージがあると思います。この理由は加齢とともに腰椎が脆くなり、筋力も低下するからです。腰に負担がかかる姿勢や作業が繰り返し、長時間続くと疲労が蓄積して、さらに腰痛発症のリスクが高まります。 腰痛の発生要因は腰にかかる負荷だけではなく、メンタルの不

腰痛予防と体幹力

今は空前の人手不足で、今後もしばらく続くものと予測されています。経済が回復して、さまざまな業種、業界で需要が増加しても、労働者を確保できずに機会損失している経営者も多いと思います。 労働力を確保するためには、給与を高くして労働者を募集するのが手っ取り早く、本質的な方法ですが、それに合わせて他の社員の給与もあげなければならないので、労務費が高くなります。高い給料を払いたい、でも、労務費を充当する利益が確保できない。というジレンマに陥っている経営者も多いのではないでしょうか?

経営者の8割が悩んでいるのが”人”のこと

経営者の皆さんは、常に何らかの悩みを抱えていると思います。 そのストレスの中で、連日、大量の情報と接して、いくつもの決断を下していることでしょう。 さまざまな悩みがあるなかでも”人”に関する悩みや問題は、経営者の8割が抱えていると言います。特に最近では、人手不足やハラスメント、従業員のストレス管理などで最適解を探して悩んでいるのではないでしょうか? 私たちが「軽労化ナビ」のサービスの開発過程で多くの経営者や労務、人事担当者からヒアリングをしました。そして、社員と経営者や経