まことさん。
「“コックピット ”って名前の監督いそうだよね。」
「多分 それはヒッチコック。」
「ヒッチコックかぁ~。」
「…。」
「…。」
「夕焼け小焼けのペチコート~♪」
「…冬?」
「ヒッチコックってさ。」
「ペチコートはどこ、いったのさ。」
「ネジ系の部品ぽくない?」
「部品?」
「鉄工所で、大量生産されている感じ。
【…親方。ヒッチコックの確認をお願いします。】
【…おい、このヒッチコック 2㍉ずれてるぞ。】」
「ヒッチコックが2㍉ずれてるって、どういう状況よ。」
「知らないよ。ヒッチコックが2㍉ずれていない、正常を知らないんだから。」
「美味しいのかな。ヒッチコックって。」
「好き嫌い別れそう。」
「あ"~」
○二人揃って
「ぽい!!」
「ぽい!!」
「クレソン系?」
「パクチー系。」
「甜麺醤?(てんめんじゃん)」
「豆板醤。」
「唐辛子?」
「にんにく系。」
「お腹いたくなるから、やめて欲しいなぁ。」
「分かるぅ~」
「…。」
「…。」
「お腹すいてきたね。」
「なに食べる?」
「ヒッチコック。」
「やめときな。」
「やっぱりそう思う?」
「お腹壊すよ。」
「ねぇ、もしさ。」
「なに、もしさ?」
「ヒッチコックが料理人だったらどうなる?」
「ヒッチコックが料理人だったら?」
「ヒッチコックコック。」
「つつつ!!3分の2コックじゃん。」
「もはや生まれながらのコックじゃん。」
「ヒッチコックが 料理人として出世したら?」
「 ヒッチコックシェフ。」
「出世しなければ?」
「ヒッチコックコック見習い。」
「…ふくざつ 」
「副業として鞄屋さんを始めたら?」
「ヒッチコックリュック。」
「食器類を売り出したら?」
「ヒッチコックコップ。」
「棚を売り出したら?」
「ヒッチコックラック。」
「エアジョーダンみたいに靴を売り出したら?」
「ヒッチコックズック。」
「売れなさそう。」
「買わないよ。」
「何なら買う?」
「音楽かなぁ…」
「音楽?」
「ヒップホップとか。」
「ヒッチコック・ヒップホップ?」
「しんどいわ。」
「やめておこう。売り出すのやめておこう。」
「ヒッチコックソリューション。」
「ありそう。」
「何かのテクノロジー。」
「素粒子系?」
「なにがしか系。」
「ヒッチコックが奉公に出たら?」
「ヒッチコック丁稚。」
「あっち?こっち?」
「…ヒッチコック丁稚。」
「 当たり前田の?」
「…純情派。」
「ちがうよ。」
クダラナイコトガスキー戯曲
【今日どうした。】
日本語訳:シノダおれんじ
【真面目に読まないで】