noteをやめようと決めた次の日、僕は有料記事を書きました。
【心が折れた日】
2年間、noteに記事を投稿し続けた僕が、
考え方を変えた10日前の話をします。
毎週、お客さんたちから寄せられる質問にnoteのマガジンを使って応え始めて、70回をこえました。
毎回、熱量を込めて質問に答えていましたが、僕の記事に"スキ"がつくこともあまりなく、調子がよくても "10 スキ" あるかないか程度でした。
「流石にこれなら、直接メールで応えた方が良いのではないか?」
「質問くれた方にさえ届いていないのでは?」
そんなことが頭をよぎりながらも、お礼のメッセージをくれる律儀な人もいたりして、なんとか2年近く毎週投稿を続けていました。
「きっと他の人にも喜んでもらえる日が…」
お得意の精神論で突き動かしていたnoteコンテンツも、10日前ついに限界が訪れます。
質問についてあれこれと考え、情報が必要の場合は本やインターネットで調べてから、ある程度道筋を考えて下書きします。ここまではいつも通りでした。いざ投稿用に文章を書き始めると、内容は決まっているのにどうしても書けません。
…モチベーションの底がつきたのだとすぐに理解できました。
その瞬間、
「質問者さんに直接メールで答えるようにしよう」
noteをやめる決心をしました。
【やめる前にやりきろうと思った日】
あまり見られていなかったとはいえ、今まで2年近く続けてきたコンテンツを止めるのには多少の勇気が必要です。
どうせ辞めるんだから、今までやっていなかったことをやってからにしようと思い「noteの運用法」のような有料記事をいくつか購入し、
読んでみることにしました。
熟読するまでもなく、
「自分が何もせず、毎週時間をかけてただ記事を書いていただけ」
だと猛烈に気付かされてしまいました。
やめるのは簡単です。
ひとまず、有料記事に書いてあることを期限つきで実践してからどうするか決めることにしました。
↓僕が実際に購入したのはこの2つです。
さらに、月額で入校したnote大学。
「どれだけ良い記事であっても見られなければ意味がない」
「記事を読んでらえるようにするための時間は惜しまない」
このことは、購入した有料記事、月額のサークルともに共通していました。
他の人の記事を読み、お礼に "イイネ" を残す。恥ずかしながら、そんな当たり前のことすら知らず、ひたすら記事を書いていただけだった自分にとっては、購入した有料記事の内容やnote大学が出している初心者向けコンテンツ、何もかも、
「言われてみれば当たり前だけど、やれていなかったこと」ばかりでした。
枯れかけていた僕のメンタル畑にしばらくはまだ動けるぞってぐらいの活力を与えてもらった感覚です。
読んだすぐから僕は、
自分の頭で理解、咀嚼できることを実践してみることにしました。
(結果を書くまえに少しだけ脱線します。)
【理解されない・見られない】
noteを書いている人の大半は仕事の合間に記事を書いていると思います。
文章力、コンテンツ、キャラ設定など、絶対に他には負けない自信がある人や、日記として趣味で書いている人、そもそも有名人だったりする人は例外ですが、中には「いつかきっと…」と愚直に記事を書き続けている10日前までの僕みたいな人もなかにはいるんじゃないでしょうか。
忙しい毎日のなかで、継続して記事を書くことだけでも結構な労力が必要です。そのうえ、自分の周りは未だに「noteってなに?」って人も多く、
「暇なんだな」と言われたりもしました。
「周りにも理解されず、記事を出しても限られた人しかみてくれない」
その状態で2年間続けられたのは、他ならず、全国から質問をくれる人がいてくれたからです。
その事についても今まで以上にありがたく思えています。
とはいえ、メールに切り替えなかったのは、やはり「続ければいいことがある」と期待していたことに変わりはありません。
【動いた結果】
結果、18人だったフォロワーは170人に。
先日書いた自己紹介記事では "80 スキ" を超えました。
さらに勢いで、2年間どこにも出さず、ずっと書き溜めていた自分の日記を再構成して有料で公開してみたところ、なんと!
1週間で3人が購入してくださり、そのうちのひとりは500円のサポート付きでした。そのサポートしてくれた "救いの神" は、直接お会いしたことはないと思いますが、以前からずっとフォローしてくださっている18人のうちの1人でした。
「ちゃんと見てくれていたんだ」
洋服が売れるのとはまた違う喜びが込み上げてきました。
「やめる前に」と思って購入した有料記事の投資が、数日後にプラスになって返ってきた感覚です。こんなこと10日前までの自分のアカウントを考えれば想像もしていなかったことです。
やめると決め、なにもしていなかったらと思うと自分の特徴でもある「諦めの悪さ」を今回は褒めてやりたいです。
たまたま見つけて読んだ有料記事、note大学、記事を購入してくれた3人には心から感謝しています。この出来事は僕にとって、きっと忘れられない思い出になるでしょう。
【まとめ】
最後にこの10日で実際に行ったことを書きます。
『貪欲に興味のある人の記事を読み、できるだけ多く"スキ"を残す』
たったこれだけです 笑。
活躍されているnoterさんが言っていることはやはり間違ってはいませんね。
「自分が動かなければ書いていないのと同じ」
こんな当たり前のことに気づくまで、2年を費やしてしまったことはさておき、これからnoteを頑張りたいと思っている人、僕のようにモチベーションにエンプティーランプが点滅している人には、自分のような無駄な時間を使って欲しくないですから、
「読んでスキを残す」
読み書きができる人なら誰でもできる簡単なことです。
劇的な変化じゃなくても、ほんの少しだけ感じる変化こそ、モチベーションに大きく作用する重要な "養分" になります。
栄養補給したい人は今すぐ試してみてください。
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