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『ナマケる生き方、人生楽だらけ〜!』

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古民家カフェ&ゲストハウス ナマケモノ店主が、いかにナマケて楽に生きるかを日々の生活から紐解きます。 身内の同族経営の会社でサラリーマンをしていたが、本来の自由人を押し殺すこと…
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記事一覧

ナマケる生き方、人生楽だらけ〜! 其の七

年間休日日数180日という目標を立てた今年、正確には数えていないが現時点では週休3〜4日は余裕で達成しているようだ。 コロナ禍において、国も行政も感染拡大防止を最重要課題に掲げることで政権維持や次期選挙でのアドバンテージを取ろうと必死になっているために、表向きは国民の健康と安全を掲げてコロナ対策と称して、我々にお金をバラまいてくれている。 バラまいているというには、もう少しガツンとお金出してくれんかなぁとは思っているけれども、一時支援金や月次支援金などまだあるだけマシ。 こ

ナマケる生き方、人生楽だらけ〜! 其の八

うちの息子がこう言っていた。 「寝ているときが一番しあわせ」だと。 たしかに寝ているときは怖い夢や嫌な夢を見ない限りは、平和そのものである。 だれかに文句を言われることもない。 早く〜〜しなさい。とも言われない。 他人の目を気にして行動しなくてもいい。 時間の進み方だって、いやいや勉強しているときよりも圧倒的に早く時間が経過してしまうので、楽しいことをしているときのようだ。 親である私も含め、世間の大人たちはよく子どもたちにこう言う。 「人のためになるような仕事をしなさい

ナマケる生き方、人生楽だらけ〜         其の一「それ、フツーでしょ?」

【カフェ&ゲストハウスの店主がお送りする、ナマケモノ的人生を楽しむ生き方指南】 フツーってなんだ?! よく会話の中で聞かれる言葉である。 「フツー、言わないよね?」   「それって、フツーにいいね。」 この「フツー」は常識的な範囲があらかじめ決まっていて、その範囲内であることを指している。 うちに来るお客様でもメニューを見ながら「どれがフツーですか?」と聞いてくる方がいらっしゃる。 あるいは「これってフツーにおいしいよね」なんて言っている若い子たちも見受けられ

¥100

ナマケる生き方、人生楽だらけ〜!   其の参「時間の捉え方」

われわれは時間というものが過去から現在、そして未来へと流れていくことが自然だと考えている。 時間の流れはなぜ過去へは流れないのか? 時間の流れはなぜ順序良く流れるのだろうか? いや、本当に時間の流れというものが存在し、本当に過去や未来という時間はあるのだろうか? 時間に追われて忙しいと嘆きながら日々を過ごしている現代人に、 もっとのんびりしたらどうや! もっとゆっくり行ったらどうや! と、声をかけてみたくなる。 少なくとも時間に追われる感覚から逃れるためには、

ナマケる生き方、人生楽だらけ〜! 其の五「規格外」

うちの長男が仕事を辞めた。 彼が言うにはうつ病なのだとか。 彼を見ている限り、職場での人間関係に嫌気がさしたのではないかと考えている。 私自身が長年うつ病、正確には双極性障害だったため、「辞めたきゃ辞めればいいよ。好きなことがあれば、それで飯が食えればそれに越したことはないし、仮に仕事をしなくても今の日本では行き倒れにはならんから心配するな。」と言ってあった。 仕事をしなければ生活できない。 お金がなければ人として最低だ。 ---などとは思っていないからだ。 私の見立てで

ナマケる生き方、人生楽だらけ〜! 其の四「雑について考える」

世の中には「雑」がつく言葉たちがたくさんある。 雑談 雑念 雑学 雑音 雑務 雑魚 雑事 雑木 雑用 これら「雑」たちに共通するのは、規定の経済的効率から外れてしまったものである。 あまり役にも立ちそうにない会話、雑談。 集中したい時にかぎって入りこんんでくる邪魔なもの、雑念。 専門的でない一見役には立ちそうにない、雑学。 洗練された音楽や耳を傾けたくないような、雑音。 生産活動にはあまり関係しない、雑務や雑用。 漁師や漁業協同組合の人たちからすれば収入に結びつきにくい、