睡眠の専門家が教える、睡眠の質を高めるための環境づくりとおススメグッズ
皆さん、こんばんは。とある睡眠博士です。
皆さんは毎日よく眠れていますか。
毎晩、心地よく深い眠りに入るためには、寝室の環境を整えることがとても大切になってきます。
かくいう私も、睡眠環境を整えてから、確実に睡眠の質があがり、なにより、ベッドに入るのが楽しくなりました。
それだけ、睡眠環境を整えることは、確実に睡眠の質と心身を整えることに重要なことなのです。
少しの工夫で、寝つきや目覚めが良くなることがあります。
今日は、睡眠の質を高めるための環境作りとおススメのグッズについてお話をしようと思います。
毎日の眠りが少しでも心地よいものになるよう、参考にしてみてください。
1. 寝具にはこだわりを。
質の良い眠りのためには、まず何よりも寝具が重要です。
特に、マットレスと枕の選び方は睡眠の質を左右します。
マットレスは、体をしっかり支えてくれるものを選ぶと、体圧が分散され、筋肉がリラックスしやすくなります。
硬さは人によって好みが異なりますが、硬すぎず柔らかすぎない、自分に合ったものを見つけることがポイントです。
また、枕は自分の寝姿勢に合った高さや素材を選ぶと、首や肩への負担が減り、体が自然な姿勢で休むことができます。
横向きで寝ることが多い人には少し高め、仰向けで寝る人には低めの枕が適しています。自分に合った寝具を選ぶことで、体全体がリラックスし、安定した睡眠が得られます。
2. 遮光カーテンで光の調整を。
寝室を暗く保つことは、深い眠りのために大切です。
少しの光でも私たちの体は反応し、睡眠が浅くなることがあります。
遮光カーテンを使うと、外からの光が遮られ、眠りが妨げられることがありません。
特に、朝日が早くから入る季節には、遮光カーテンがあると自然に深く眠り続けることができます。
暗い環境は体内時計を整え、夜だと認識させることで、スムーズに眠りにつきやすくなっていきます。
3. 室温と湿度のコントロールを行ってみる。
意外かもしれませんが、寝室の温度だけでなく、湿度も快適な眠りに大きく影響します。
適切な温度は18〜22度、湿度は40〜60%が理想的と言われています。
部屋が暑すぎたり寒すぎたりすると、寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めたりすることが増えてしまいます。
エアコンや暖房、加湿器を使って、寝室を適切な温度と湿度に保つことで、快適な環境を整えましょう。
乾燥する季節には、加湿器でのどや肌の乾燥を防ぐと、より心地よく眠れます。
4.スマートデバイスでの睡眠トラッキングを取り入れる。
最近では、スマートウォッチやスマートフォンのアプリを使って睡眠を記録し、誰もが気軽に自分の睡眠の質についての分析をみれるようになりました。
これにより、寝つきや起きるタイミング、眠りの深さなどを知ることができるようになってきています。
自分の睡眠パターンやリズムを把握し、生活習慣を改善するきっかけにすると、より良い睡眠に近づけます。
たとえば、寝つきが悪いと感じるときは、夜のリラックスタイムを長めに取るなどの工夫が考えられます。
ぜひ積極的にデバイスの活用を検討してみてください。
認知度が低いがおススメの睡眠グッズ。
ここからは、まだあまり知られていないものの、睡眠の質を向上させる可能性があるグッズをいくつかご紹介します。
これらのアイテムを取り入れることで、より良い睡眠が得られる可能性も高くなります。
1. ブルーライトカットシール・メガネ
夜のスマートフォンやパソコンの使用は、ブルーライトが体内時計に影響を与えるため、眠りを妨げることがあります。
ブルーライトカットシールやメガネを使えば、夜間にデバイスを使用してもブルーライトの影響が軽減され、寝つきが良くなる可能性があります。
2. グラヴィティブランケット(重みのあるブランケット)
近年になってちょこちょこ耳にするようになった、グラヴィティブランケットは、適度な重みが体にかかることで「安心感」を与え、リラックス効果をもたらします。
この重みがストレスや不安感を和らげ、落ち着いた気持ちで眠りにつけるようになると言われています。
特に、夜に不安や緊張を感じやすい方におすすめなので、そういう方は一度試してみてください。
3. ドライミスト加湿器
ドライミスト加湿器は、非常に細かな霧を空気中に放出することで、部屋を適度な湿度に保ちます。
湿気が寝具に残らず、布団が重くならないため、特に冬場に快適に眠りたい方に向いています。
乾燥による肌や喉の不調も予防できるので、一石二鳥なアイテムです。
4. アイウォーマー(ホットアイマスク)&耳せん(特におススメ)
目元を温めるアイウォーマーやホットアイマスクは、目の疲れをほぐし、リラックス効果を促します。
温かい心地よさが頭全体に広がり、自然とリラックスできるため、仕事や勉強で目を酷使した日にも最適です。
現代人は目の使い過ぎにより、目の疲れを感じているひとが多くいます。
毎日長時間パソコンを使うなどの仕事の人は、ぜひ一度、試してみてください。
また、睡眠導入時、睡眠中もひとの耳は色々な音を聞いており、それが睡眠の質に影響を及ぼしていることが多々あります。
そこで、少しでも入ってくる音を遮断し、情報量を少なくするのに、耳せんもとてもおススメなアイテムです。
特にHSPのかたや、ADHDやASDの過敏傾向をお持ちの方などにおススメです。
5. スリープライト(間接照明)
暖かい色味の光を放つスリープライトは、寝室に穏やかなリラックス感をもたらし、入眠しやすい環境を作り出します。
タイマー機能がついているものを選べば、眠った後に自動で消灯してくれるので、夜中に光で目が覚める心配もありません。
寝る前から寝るための雰囲気作りを行うことも、とても効果的な方法です。
本日のまとめ。
快適な睡眠のためには、基本的な寝具や環境に加えて、工夫を凝らしたアイテムも取り入れることがポイントです。
ご紹介したアイテムはどれも、少しずつ睡眠環境を整え、質の良い眠りを得るために役立つものばかりです。
最近は睡眠グッズも巷で多々散見されるようになりました。
自分に合ったアイテムを見つけ、賢く活用して、良い眠りをゲットしてみてください。
今夜も皆さんが、よく眠れますように。
世界のどこかから、愛を込めて。
とある睡眠博士より。