キャッシュレス時代の難しさ。収支と資産を正しく把握できますか?
「あー、目がショボショボする…」
スマホで「マネーフォワード」と「クレジットカード利用明細」を行ったり来たり…。
何をしているか?と言えば。
週1回の収支の入力。
各種アプリと連携できるマネーフォワードを利用しているのに手入力している…。
アナログすぎて笑われるかもしれない。
だけど、連携するのにはどうしても抵抗がある。
そして周りを見渡すと、Excelで自作の家計簿を作っている方が今も沢山いる。
キャッシュレス時代。
収支や資産の把握の難しさを感じている。
2010年頃は
私は14年前に結婚した。
1人暮らしの経験すらなく、「お小遣い管理」しかした事がなかった私は「家計管理」というモノをどうすれば良いのかサッパリ分からず、「主婦向けの書籍」を読み漁った(笑)
その中で紹介されていたのは「封筒管理術」というもの。
給料日にまとめてお金を下ろしてきて、目的別に封筒にお金を入れる。
「食費」と書かれた封筒に7万円。
「光熱費」と書かれた封筒に2万円。
の様な感じ。
そう、2010年頃はまだ現金社会。
通帳・現金・クレジットカードの3点セットで家計が回っていた。
suicaはあったけど、オートチャージもまだ普及していなくてsuicaで買うモノと言えば駅のホームに設置された自販機で飲み物を買う程度だった気がする。
結局、封筒に予算別に分ける事は殆どやらなかったけど←やらないのかい(笑)
何かを買うと「現金が減っていく…」という感覚は確実にあった。
令和の複雑化
対してキャッシュレス時代の現在。
私は殆ど現金を持たなくなった。
地方に旅行に行く前に、まとめて数万円下ろす。
↓
結局、殆どキャッシュレスで解決した。
↓
財布に現金が残る。
↓
ごく稀に現金しか使えないお店で地味に消費していく。
↓
数か月後に財布に千円しか入っていない事に気が付く💦
これくらい、財布の中身すら見ない(笑)
では何で決済をしているのか?と言えば、もっぱらスマホ決済だ。
最近はクレジットカードすら出す事がなくなった。
スマホ決済の殆どが、最終的にはクレジットカードから引き落としになる。
だけど、クレジットカードで全て完結するワケでもなく。
通帳から引き落としされる。
携帯料金とまとめて決済される。
ETC決済は1ヵ月位遅れて引き落とされる。
決済手段が豊富になり、何をどうやって支払っているのか?の把握が難しくなったと感じる。
特に年に数回しか支払いがないもの。
・NHK受信料(年払い)
・税金関係
・国民年金(年払い)
これらが「引き落とし」or「クレジット」のどちらに設定していたのか?もつい、忘れてしまう。
何にお金を使ったのか?が見えづらい
スマホアプリのサブスクリプションは、携帯料金とまとめて決済される物が多い。
Amazonも単発で何かを購入した時は、その都度マネーフォワードに入力しているので中身がわかる。
問題は、定期便。
発送のタイミングで自動的に決済されるので一週間も経つと「何がいくらだったのか?」が分かり辛い。
ネットスーパーや生協も食品だけに留まらない事がある。
月単位の収支も把握し辛い
NHKの受診料や保険関係を年払いにしている。
すると、「ある月」だけ異常に出費が多くなったりする。
旅行も「事前決済」の宿と「当日決済」の宿がある。
サブスクリプションも今は「年間契約」が多い。
子供の習い事も一部「年払い」がある。
これだと「いつ使ったのか?」「1ヵ月いくら使うのか?」という把握が難しいな…と感じる。
私が子供の頃は、殆どのものが「集金」だったそうだ。
新聞代は新聞屋さんが集金に来る。
学研(子供向けの通信教育教材)は、配達と同時に集金される。
習い事の月謝は、月謝袋に現金を入れて子供が持参する。
生命保険も保険屋さんが集金に来ていたと言う。
そんな調子では、主婦は在宅していないと家の中が回らなかっただろうな…💦
でも、そうやって毎月「主婦」に託された封筒の中から現金が動いていたから収支が目に見える形で把握できただろうな…と感じる。
全てを把握できるか?
収支だけではない。
資産についても把握はラクではない。
通帳の残高以外に、価値の増減が激しい外貨建ての投資系資産もある。
会社の持ち株も、いちいちログインしないと確認できないので見るのが億劫になる(笑)
決済手段が殆ど電子化されていて、「現金決済」は1%程度しかない。
だったら全てをマネーフォワードに連携して即時把握できるようにすれば便利なんだろうけど…。
やっぱり、そこまで踏み切るのはちょっと怖いのだ。
かと言って「ニコニコ現金払い」には戻れない。
みんなどうしているんだろう…?
今日も有難うございました!