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ワンオペ育児、足りないものは手だけではなかった。

「それでね!今日ね!水色帽子の子とお友達になってね!!」

月曜の夜。
夫は残業で遅かったので、私は「ワンオペな夜」だった。

次男の「絵本の音読」に付き添って正しく読めているか確認している最中に、長男は次から次へと「今日の出来事」を報告してくる。

学校の事。
友達が休んだ事。
体育の時間のサッカーの事。
スイミングのコーチが休んだ話。
スイミングが楽しかった話。
新しい友達ができた話。
学童のリーダーに立候補したいという野望(笑)
スイミング送迎バスの車中での話。

次男の「本読み」を聞きつつ、長男のお喋りに合いの手?を入れる。

あぁ、圧倒的にが足りない。
情報処理しきれない。

長男があまりにも何度も話しかけてくるので、絵本を読んでいた次男も「もう!話しかけないでよ!」と怒り始めた。

それでも長男は全く聞こえなかったかのように「それでね!」とまた喋り出す。

え?
次男の怒った様子が、君の視界には入らなかったのかい??


デジャブ?


「次男の声が聞こえないのか?」と、思った事が過去にもあった。

振り返れば、次男が生まれた直後は殆ど毎晩「ワンオペ育児」だった。
1人でご飯を食べさせ、お風呂に入れて、寝かしつけまで全て1人だった。

保育園の先生から「赤ちゃんが泣いていても絶対にお兄ちゃんを優先してあげて」と言われていたので、私は言われた通り「長男最優先」だった。

次男を乗せたコットを寝室へ運び、私は長男に絵本を読んでいた。

途中で寝ていた筈の次男が泣き出しても、私は絵本を読み続けた。

誰も様子を見に来ないからか、益々泣き声は大きくなる。
私は気が気ではなかった。

「今読んでる絵本が終わったら見に行こう」そう思っていても、終わった瞬間に長男が「つぎはこれ」と新しい本を差し出してくる。


え?
君には、この泣き声が聞こえないのかい?


あんな大声で泣いていたら聞こえないだろう…と思うのに。
長男は全く意に介さない様子だった。

1対2の時こそ構って欲しい


昨日の長男は、なんとなく「わざと話している」様な気がしてきた。

勿論、話したい事が沢山ある事には間違いない。
だけど私が次男に注意を向けている事に対して、「こちらへ注目せよ」というメッセージを送ってきている気がした。


これ、保育園の送迎の時もよく感じていた。

前から次男が、後ろから長男が、それぞれ話しかけてくる(笑)

私は何とか「3人での会話」に広げたいと思うのに、2人ともお互いの話は全く聞かず私と1対1で喋っているかのように、一斉に喋り出す。


耳が足りないよ。
ついでに「お喋りの情報処理」をする脳のスペックも足りない。

子供が自らお喋りを始めてくれる時は、よーーーく聞きたい。

できれば手を止めて、目を見ながら傾聴したい。

でも中々上手くいかない。
だから「1対1」になれるチャンスを意識的に作りたいと思う。


「耳が足りない」なんて、未来の私から見たら贅沢すぎる悩みだ。

<あとがき>
子供が3人、4人…と沢山いるご家庭って、本当に凄いと思う。
経済的・物理的な面は勿論だけど、1人1人のお喋りの相手も、メンタルケアも、夫婦2人揃っていても1対1ではないわけで💦
逆に多い方が、子供同士で上手くやってくれるのか?
とりあえず私は、「情報処理能力の高い脳」を目指して頑張りたいと思います(笑)

<お喋りの話>

**「昨日読んだ本」コーナー**


オンライン読書教育「ヨンデミー!」に、毎日「感想提出」をしている子供達が昨日読んだ本を紹介するコーナー。

<長男>

<次男>

<読み聞かせした絵本>


次男が牛乳を飲みながら「今度、牛に餌をあげたい」と言い出したので「牛は何を食べるんだっけ?」とクイズを出したら「さとうきび?」とまさかの回答が来ました(笑)

牛の餌は何だっけ?を確認する為に読んでみました。
牛が電車に乗っていたり「非現実的」な所もあるけれど、命を考えるキッカケになる良い絵本です。

今日も有難うございました。

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時本ひまり📕なんでもやってみる母
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