『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』感想
イギリスで暮らす、アイルランド人の父と日本人の母の元に生まれた男の子を軸に、差別など社会問題に関するエピソードが綴られたエッセイ。
『優しさ』は『知識』と『賢さ』とそこから生まれる『思いやり』なのかもしれない。
例えば、体の三分の一くらいありそうなサイズの荷物を抱えて階段を上っているお婆さんがいたとして、
・老人は若者よりも体力や筋力が少ない
・骨密度の低いから転んだら骨折する可能性が高い
そういう人体のことを知っていて、尚、「その荷物はあなたが抱えて来たのだから最後まで抱