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溢れた水を掬うのは自分

 仲良かった人が自分の手からこぼれていくような感覚がある。
この例えようのない感覚は不思議だ。例えば職場の後輩が以前まで仲良くなかった先輩と仲良さそうに話していたり、友達同士でわたしの知らない話をしていたり。そして仲良い人が褒められたとき、なんとも複雑な気持ちになって、自分の能力の至らなさを感じたりする。

 この感情は言語化できそうで言語化できない。
やきもちなのか寂しさなのか承認欲求なのかなんなのか。

 Twitterでとある記事を見つけて腑に落ちた。


 自己関連付けというものらしい。
事あるごとに自分を基準に比較していることに気づいた。言語化をしたらなんとも烏滸がましい話だなと大反省している。
自分の方が優位だと思っているときもきっとあるだろうから。

 自分の心の癖を治すには時間がかかるかもしれないけど、癖を知ったことで対処できることはあると思う。

 最近、年次が上の先輩の仕事のレベルに追いつけなくて「仕事をやめたい」と上司に相談したことがあった。上司は「あなたのことは頼りにしているから他人と比較しないであなたのできることを一歩ずつしたらいい」とアドバイスをくれた。

 それ以来、自分ができていること、得意なことはなんだろう?と考えているができていることって自分にとっては当たり前だから自分のフィルターにひっかからないんだよなって思うことにした。

 いつか健康に自分のことを認められるといいなと思うし、他人と自分を切り分けられる上手な方法を見つけたいと思う。

 29歳。
まだまだ子供だなと思うことが多い。だけど伸び代もあると思っている。人生詰みかけていたけど、まだまだ自分はやれると思っている。自分を幸せにできるのは自分しかいない。
 今日の夜ご飯は奮発してお寿司にしよう。好きなスイーツも食べて、一週間頑張った自分にご褒美を与えよう。

 自分に甘いかもしれないけどこれが私のペースだから一歩ずつ頑張ろう!



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