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ウェルビーイング~健康の重要性を痛感した話~

1 はじめに

「ウェルビーイング」という言葉を意識し出したのは、ここ1年半のことです。
「幸せ」とか「幸福」という言葉はよくありふれていますし、「自分の幸せについて考える」のようなメッセージもありふれているものであると感じていました。
しかし、ちゃんと考えてみると「よく分からない」と正直に言うしかない。
ウェルビーイングにはそんな印象を感じます。

2 ウェルビーイングとは

ウェルビーイングという言葉を聞くと、思い出す曲があります。
藤井風の『damn』という歌です。
この歌には、こんな歌詞があります。
『だんだんバカになったこのおれ
 どうすりゃいい どうすればいい
 あぁ 幸せってどんなだったけな
 覚えてないや』

「必死になって仕事をしていたけれど、それは本当にこの僕の幸せに繋がっていたのか。」
この曲を聴くたびに、そんなことを考えます。

私の少しだけ昔のことと、ウェルビーイングを達成するためにしていることを書きたいと思います。
ですが、真面目に書いていたら5000字を超えてしまいそうになったので、今回は簡単に紹介して、また個別に詳しく書いていければと思っています。

3 仕事で寝食を忘れて働いたこと

私は教育現場で働いていた時期がありました。
働いていく中で、生徒のために、学校のために何かしたい。
そして何より、仕事をし続けることで「できる人」になりたいという想いがあった気がします。

また、「困っている人」を助けたいという欲求がどこかにありました。
しかし、その行為は、自分は他者を助けているのか、それとも自分を慰めているのかと自問し続けた日々もありました。

そんな少し真面目さを拗らせた私は、仕事に新鮮な刺激を感じて、どんどん成長していくような感覚を得ることに夢中になりました。
そんな中にもある、何か漠然とした不安を忘れるために、仕事の予定をこれでもかと入れて、仕事をすることにのめり込むことになります。

私は仕事にあまりにのめり込みすぎた結果、まさに「寝食を忘れて」しまいました。
その結果、過労とストレス、栄養不足・運動不足、睡眠リズムの崩壊という「健康を害す要素」の満貫を達成します。

そして、無事、体と心を壊したわけです。

私はこの経験と踏まえた上で、ちゃんと自分自身のことを考えるようになりました。

体を壊した時期から、1年半ほどになります。
そんな期間に、こんなことを考えてやってみたよというのを共有できればと思います。

4 健康になること


とにかく健康になろうと過ごした日々によって、ようやく学んだ事実があります。
つまり、健康を構成する要素は「食事」「運動」「睡眠」「メンタルケア」の4つであるということです。

昔の私であれば、「もちろんわかっている。それができれば苦労はない」と思っていたでしょう。
しかし、上記の4つは苦労してでも取り組む価値があると考えました。
それは、自分自身がイキイキと過ごせること、自分の幸福に繋がると思うからです。
簡単ですが、食事・運動・睡眠・メンタルケアでしたことを紹介します。

5 取り組んだこと

(1)食事
 ・アプリで食事の記録をつけ、食事をルーティン化する。そして、筋肉のための食事へ。
(2)運動
 ・ウォーキングで思考を整理し、運動をルーティンにする。やはり、筋トレで全てを解決する。
(3)睡眠
 ・まずは8時間睡眠を確保。スマートウォッチで睡眠の記録をトラッキングする。
 ・ナイトルーティンの確立で良質な睡眠環境を。
(4)メンタルケア
 ・コーピングリストを作成する。心のケアと体のケア手段を確立する。
 ・昔、好きだったことに立ち戻り、安心できる領域を確保する。
 ・マインドフルネスを取り入れ、呼吸法と瞑想を行う。
 ・ストア哲学で、自己の価値観の内省と、実践を行う。

このように取り組んだことだけを箇条書きだけの文章を見ると、なかなかちゃんとしている感が出てきますね。

6 終わりに

1年半ほど「幸福」について考えた私が結論として出したのは、「健康な生活習慣」を手に入れることでした。
私にとって、「幸福」と「健康」は結びついているものとなりました。

今後も、不定期ではありますが、この取り組んだ内容を紹介していければと思っています。
自分が実践したことを文字化して発信していく、これもまた私に取っては一つの健康になるための1ステップなのだと思います。

執筆:あおし


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