人生を変える本を読みました。
こんにちは、ワールド・モード・ホールディングス株式会社(WMH)社長の加福真介です。
ワールドモードホールディングスは海外展開を積極的に行っています。
人も企業も日本から世界へ、世界から日本へと、積極的に海を越えていくと信じており、その架け橋となりたいと思っています。
今日は、私が2020年にグループに参画してくれたベトナムのPEOPLE LINK社の創業者であるNickさんから人生を変えた本として紹介をしてもらった『読んだら忘れない読書術』という精神科医と樺沢紫苑先生が書かれた本について書いていきたいと思います。
私はこれまで、何かに行き詰った時に先輩経営者にアドバイスを求めたり、本を読むようにしていました。読書を習慣化できているとは言えず、行き詰ったり新しいことに取り組もうとしたら読むようにしてきました。そんな私にNickさんが、これから会社を守り発展させていく為には自己成長が不可欠であり、その為に絶対に読むべし!ということで自身の人生を変えてくれたこの本を紹介してくれました。出会えて本当によかったと思います。
Nickさんはグローバル企業で要職を歴任した後に3社の創業を行いいずれも成功しているすごい経営者です。成功している、とくに継続して成功している経営者の多くは読書家が多いようです。
日々の情報収集も重要だが、それらの情報を集め、分析し、整理し、理解し、体系的した「結晶化された知識」として持っておくことが大事であり、それを得る為には読書が最も効果的だということを理解しました。
読書による知識の獲得は、文章力や理解力の向上だけでなく、先人たちの成功と失敗の経験を活かすことで(読むだけでなく実践が必要)あらゆる仕事力の向上に繋がり、読書習慣の時間そのものや新たな知識習得をする体験そのものによってストレスが改善され、さらにインプットとアウトプットの繰り返しによって脳が活性化され、読書を習慣化する為の工夫の中で時間管理のスキルも高まっていくということでした。
仕事力の向上=豊さに繋がる、心身の健康と成長実感、家族や友人との時間が、読書によって得られるのであれば、人生を変える本と言っても大げさではないと思います。
これから月に10冊、年間120冊を習慣化していきまして、その効果を実証したいと思いますので、その為の記録もかねてここで本の内容を少し紹介させていただきます。
読書の効果
読書の効果は前述したように、先人の知恵を借り自身の知恵を効率的に獲得するとともに、脳の活性化をもたらす。IQの高さは読書量に比例し、EQ(心の知能指数)やSQ(社会性の知能指数)も読書によって向上し、かつ読書によってアルツハイマーのリスクも軽減するという研究結果があります。
心拍数をもとに検証したストレス解消効果は驚くべきもので、読書(68%)>音楽視聴(61%)>コーヒー(54%)>散歩(42%)>テレビゲーム(21%)と読書が1位であり、静かな場所の読書であればわずか6分でストレスが3分の2軽減するという即効性がある。読書によって効率改善や脳の活性化が進む為、読書は仕事での成功や豊かさ、人間関係、心身の健康や成長実感、家族や友人との大切な時間をもたらしてくれる。
このように様々な研究結果と読書の効果が紹介されており、読者をしたいという気持ちを高めてくれる内容でした。
読書術 三つの基本
その1:記憶に残す読書術
アウトプットを意識的に行うことで長期記憶になる。また、喜怒哀楽で心を動かしながら読書すると脳内物質が分泌される。アドレナリンとノルアドレナリン(恐怖や不安)、ドーパミン(ワクワク)、エンドルフィン(最高な気分)、オキシトシン(恋愛、愛情)のような脳内物質が分泌された時は記憶力が高まると科学的なデータが実証している。
その2:効率的に読書をする読書術
スキマ時間の活用をする。60分一気に読書に使うよりも、15分づつを4回分けて読書を行った方が集中力の差で効率的に記憶がしやすい。時間と分量の目標を決めて読むことで緊迫感が生まれ脳内物質が分泌され記憶力が高まる。睡眠前の読書は効率的に記憶に繋がる。
その3:内容を深く理解する読書術
最低限、本を読んだ後に内容を説明できる、内容を議論できなければいけない。読書の質を担保した上で、速読や多読力を高めていく。能力向上に繋がらない読書には意味がない。
読書術 実践編
その1:目的地の把握から始める
パラパラ読みで全体像を把握し、本を読む目的を設定し、どのように読み進めるかを目標設定してから読書を始める。それにより集中力が高まり、本を読む速さと学習効果がともに向上する。その本で何を学びたいかがはっきりしている場合は、もっとも読みたい場所から読む始めることで好奇心が高い状態で読書することができ学習効果が高まる。
その2:少し背伸びしたレベルで読書する
本の難易度、深い理解と読むスピードの目標を自身の能力より少し高く設定する。そうすることでドーパミンが分泌され集中力が高まる。
その3:ワクワクしている状態で読書する
この本おもしろそう!と興味が沸いたらワクワクしている間に一気に読む。本に登場した人物や会社の講演会を聞いたり、調べたりしてみる。そうやって興味を高めることで学習効果が高まる。
本の選択術
自身のステージ(入門編・中級編・上級編)に合った本を選ぶこと、自身の今向き合っているイシューに沿った本を選ぶことが大事。憧れの先輩経営者や目標とする人の推薦する本を選ぶ(ただし自分に合った本かどうかは気をつける)。読んだ本の著者が参考文献として引用していた本を数珠繋ぎに読んだり、学術資料をさらに調べて(Google Scholarを使うと便利 https://scholar.google.co.jp/)知識を深めていくことが有効。広く情報を集める上ではビジネス書の要約メルマガサービス(https://www.bbook.jp/mag.html )を使うと便利。
出張や通勤時に読むのであれば紙とKindle版と併用して読書を効率的に進めていく。
この本に出会ったことで読書を習慣化し能力開発をできるように思います。
そして読書を進める中でまた運命の本に出会うと思います。
飛躍的に成長し、会社の発展と業界貢献を必ず成し遂げます。
読書王に俺はなる!