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#プロダクトマネージャー
ニッチに走り過ぎず、グローバルプレイヤーと競争する覚悟
「なぜ日本のIT製品は日本でしかプレゼンスがないのか」は本当だろうか。これは半分正解・半分誤りで、正確に言えばアメリカ以外のIT製品は世界市場でほとんどプレゼンスがない。ドイツのSAPとかTeamViewerとかせいぜいその程度であり、多くのグローバルメジャーIT製品の出身地は米国西海岸かシアトルである。(中国・韓国・台湾の得意なスマートフォン・PC・サーバーなどの汎用ハードウェアはこの議論に含ま
もっとみる社員向け英語教育の体験談
日本企業ながら英語を社内公用語にした楽天は有名です。
Hennge(旧HDE)社もですね。国内売上がほとんどのIT企業で英語公用語かとはなかなか思い切ったことをするなと関心しました。
優秀な開発者を多く採用するには日本人だけでは足りないので外国人も採用対象せざるを得なくなって来ています。もちろん日本語を話せる外国人開発者もいますが、「日本語不問」とするとものすごく採用対象が拡がります。売り先が
エンタープライズ市場では、Microsoftが参入してきたら終わりの予感
まだお金を払ってアンチウィルスソフトを買うのが当たり前だった時代「マイクロソフトがアンチウィルスソフト業界に参入したら、マカフィーもシマンテックもトレンドマイクロも終わる」と言われていました。
御存知の通りWindows 8 からWindowsの標準「機能」としてアンチウィルス+αを担うDefenderが搭載されています。その当時はオマケで付いているお守りのようなもの扱いでしたが、あれれという間
マイナー製品の技術習得に時間を使いたくない海外IT技術者
海外のIT技術者の多くは、メジャーな製品を扱うことを好みます。これはエンドユーザーのIT部門でもシステムインテグレーターでも同様です。特にGartner Magic Quadrantで高評価を受けているような製品です。
セキュリティ系ならPalo Alto NetworksとかFireEye、IaaSならAWSかAzure、メールサーバーなら当然MS Exchange、ネットワーク系ならCisc
SIerはなぜ自社製品を作らないのか
「人身売買」「偽装請負」「デスマーチ」など悪評が絶えないIT業界。そのIT業界の中心プレイヤーであるSIerは受託開発や請負仕事を生業としています。つまり物販というより役務です。
もちろんサーバーやネットワーク機器やソフトウェアなどの物品を仕入販売することもありますが、売上・利益の中心を占めるのは役務です。人間がシステム構築や保守サポートするとかそういう仕事です。
基本的に物販というのは利益率
法人向けITプロダクトのプロダクトマネージャーになるには?
プロダクトマネージャーなんたるとは過去の記事で書きましたが、どうすればプロダクトマネージャーになれるのでしょうか?
大学生が新卒採用(就職活動)において、プロダクトマネージャーの募集を目にすることはほぼないでしょう。下手をしたら人事部や面接官がプロダクトマネージャーという職種そのものを知らないかもしれません。
「プロジェクトマネージャーのこと? それはね、PG→SE→PMっていうステップアップが