マガジンのカバー画像

覚醒の話

32
古典や書籍を読んでの感想や人生体験から悟ったことの話。
運営しているクリエイター

#エッセイ

覚醒の話32 非組織型人間の道  (1028文字)

社会の中で生きていると、ある程度、協調の精神がないとやっていけない部分があるので、非組織…

紫山
10か月前
22

覚醒の話29 他人の尺度と自分の尺度(522文字)

朝早く起きる習慣がある人が、朝4時に起きて外出するのは、あまり苦ではないですが、普段から…

紫山
10か月前
42

覚醒の話28 自然の流れに逆らわない(827文字)

以下、PHP文庫 守屋洋著「中国古典一日一言」より引用です。 鎡基(じき)ありといえども時を…

紫山
10か月前
24

覚醒の話27 出てこないインクへの思い(583文字)

よくボールペンで文字を書いていて、途中で書けなくなることがあります。 まだインクはたっぷ…

紫山
10か月前
22

覚醒の話26 道を間違えたあと  (753文字)

三十年くらい前、私は車を運転したての頃、よく道を間違えていました。 今であれば、カーナビ…

紫山
10か月前
25

覚醒の話25 散歩の効用     (545文字)

気が滅入ってしまって、どうにもならないときがあります。 本を読もうと思っても、ページがは…

紫山
10か月前
25

覚醒の話24 「成功は大胆不敵の子供である」(572文字)

「成功は大胆不敵の子供である」とは、ベンジャミン・ディズレーリの言葉です。 孔子の言葉にも、「智・仁・勇」というのがありますので、やはり、洋の東西を問わず、勇気・度胸・大胆さという要素は絶対必要条件ということで一致しているようです。 チャンスが到来したときに、果敢にトライし、それをゲットする。 このようにいきたいところですが、ふいに、自分の中に潜んでいた臆病風に吹かれて、勇気が出なかったりするときがあります。 せっかくのチャンスをみすみす逃してしまうような自分に、我なが

覚醒の話23 「愚の如く魯の如し」 -禅語から-

禅語に「愚(ぐ)の如く魯(ろ)の如し」というものがあります。 要するに、愚直な生き方を推…

紫山
11か月前
23

覚醒の話21 私の好きな「温」という漢字について

「温」という字は、実に良い漢字です。 旧交を温める 冷たい手を温める お弁当を温める 卵を温…

紫山
11か月前
21

覚醒の話20 「伏すこと久しきは、飛ぶこと必ず高し」-菜根譚から-

「伏すこと久しきは、飛ぶこと必ず高し」とは、菜根譚の中にある一説です。 もう少し長めに書…

紫山
11か月前
26

覚醒の話19 重要なのは確認作業-気をつけること-

三十代の頃、私はある会社の経理の責任者をしていた。 決算書、予算書、税務申告書など、その…

紫山
11か月前
23

覚醒の話18 「知る者は言わず言う者は知らず」

「知る者は言わず言う者は知らず」とは、老子の言葉です。 言葉通りなので、改めて説明するま…

紫山
11か月前
32

覚醒の話17 管理の大切さ-鉢植えの植物から-

私は植物が好きなので、園芸店を見かけては、よく花の植木鉢を買います。 家の近くにも店はあ…

紫山
11か月前
26

覚醒の話16 口ぐせが決める人生

以前に「口ぐせが人生を決める」というような内容の本を読んだことがあります。 正確なタイトルや著者は覚えていないが、確か、失業していた頃、図書館で借りて読んだ本であったように記憶しています。 細かい内容は省略するが、とにかく、プラスの言葉をたくさん使うことが人生では重要で、「ありがとう」「嬉しい」「やる気が出る」などの良い言葉(口ぐせ)をたくさん使いましょうということです。 反対に、普段からぶつぶつと嫌味や愚痴などのマイナス的な言葉(口ぐせ)を使うと、人生が暗転したものにな