81.「いまここ」に意識を合わせれば、リラックスできる
最近は、意識して瞑想をするようにしています。
これまでも半年近く瞑想をしていましたが、どちらかというと瞑想というよりは、瞑想しながら考え事をしているという感じでもありました。
というのも、そもそも瞑想しても、勝手にいろんな考えが浮かんでくるものだし、ならば目を閉じて「今日は何を書こうか」と考える時間にしてしまえばいいと思っていたのです。
とはいえ、ネドじゅんさんの瞑想を知って以来、ちゃんと瞑想をしようという気持ちになっています。
そういった中で、「瞑想は身体でするものだ」ということが理解できるようになってきています。
これまで得てきた瞑想の情報には、「呼吸に意識を向ける」、「丹田に意識を合わせる」といったものなど、身体のある一部分に意識を向けることで、思考を止めるということが多くありました。
ヨガもポーズを取ることで、意識を身体に向かわせていますね。
では、なぜ身体に焦点を合わせるかというと、身体は常に「いまここ」に存在しているからです。
しかし、思考は今を考えることができないため、「過去」か「未来」のことを思い浮かべることになります。
瞑想は、心身を一致させることで成り立つ「行」であるため、身体に意識を向ければ、当然、頭の中は「いま」になっていきます。
そして、身体に意識を向け続けていくと、深い安心感が得られるようになっていきます。
深い安心感は、「静けさ」から生まれてくるものであり、この「静けさ」を僅かな時間でも感じられることができると、頭の中のモヤモヤが晴れていく感じを得られるようになります。
よく眠気を我慢している最中に一瞬寝落ちしてしまい、ハッ!と目覚めるということがありますが、このハッ!と目覚めた後に、スッキリした気分になったりします。
瞑想も上手に行うことができると、こういったスッキリ感を得ることができるようになります。
人は過去や未来のことを考えることで、モヤモヤを生んでいるといえます。
過去のことを考えたところで、その出来事が変わるわけでもないし、未来のことを予測しても、予測通りの未来が訪れるとは限りません。
こういった不確定要素に思考を使っていると、それだけで人は疲れを感じてしまうものなのかもしれません。
そういった意味でも、色々と考えすぎず、むしろ「氣楽」な気持ちで生きていた方が、自分らしく過ごしていけるようになるものです。
また、そういった氣楽さが、自分の現実を創っていると思えば、なおさら氣楽に生きた方がよかったりします。
しかも、瞑想でスッキリ感を得ることを習慣にできれば、スッキリ感のある現実を創っていけるようになっていきます。
人は「いまここ」に意識を合わせることができると、心身を整えられるようになります。
こういった心身が一つになって整っったという感じが、瞑想の心地よさなのではないのかと思います。
過去や未来に意識を向けると、心と身体にズレが生じます。
しかし、今に夢中になることができれば、心と身体に一致感が生れます。
瞑想とは、座って目を閉じているだけでなく、歩いていてもできることだし、料理や掃除、勉強や仕事といったことでも「今の今」ですることができれば、それは瞑想といっていいでしょう。
我々は、「今の今」の状態になることができると、快感を得られるようになっています。
しかも「今の今」に入り込めることができれば、たとえそれが何かの作業中であったとしても、リラックスの状態で行うことができたりするものです。
好きなことを夢中になってできているときは、リラックスしてできているため、どんなに長時間していても苦にならなかったりします。
この苦を感じずに夢中になれるということは、「いまここ」という快感の中にいることができているということです。
快感は「いまここ」でしか得ることができません。
そういった意味でも、夢中になれることを日々の生活の中で増やしていくことができると、毎日をスッキリとした気分で過ごしていけるようになっていくことでしょう。
もしかすると、これからは「夢中力」が試される時代になっていくのかもしれません。
「夢中力」がある人は、必ず幸せになります。
なぜかというと、夢中になれている瞬間は幸せを感じている瞬間であり、そういった時間を多く持てるようになれば、毎日が幸せになっていくからです。
幸せは「今の今」、「いまここ」にあります。
このことに気付くことができると、人生の捉え方が大きく変わっていくことでしょう。
夢中力を高めることができれば、人は誰でも幸せになることができます。
今に夢中になれれば、それですべてはOKであり、夢中になれているときは、どんなときでもリラックスして過ごせるようになっているものです。
人生を楽しむという意味でも、夢中力を高めていった方が、当然、よかったりします。
話は変わって、先日のホキ美術館を訪ねた記事が、「noteアート美術展 記事まとめ」に追加されました。
一年近くnoteで記事を書いていて、noteの公式マガジンに記事が追加されたのは初めてのことです。
これもきっと、日々を楽しめている効果かもしれません。
こちらの記事もよかったらご覧ください。