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スタンプが、私の文章力を殺していく。

まず最初に説明しておきます。

LINEは素晴らしいサービスです。
スタンプも素敵なものばかりです。

これは、あくまで私の問題であり、
私なりの付き合い方、考え方の記事です。


ブー、ブー。

スマホが楽しそうに震えています。
画面を開くと、LINEアイコンに浮かぶ数字。

アイコンをタップして、内容確認。
適当なスタンプを選び、パパッと送信。


簡単な作業。
適当なスタンプを、適当に押すだけ。

文章なんか必要ない。
それっぽいスタンプが、なんとなく伝えます。


明日の集合場所が送られてきたら、
「了解!」とキャラクターが動くスタンプを。

愚痴が止まらない同僚のLINEには、
肩をポンポン叩くスタンプを届けます。

デートプランに悩む後輩からの相談LINE、
会話の途中で「ニヤニヤ」のスタンプを送信。

残業で遅くなるときには、
妻に「ゴメン」と土下座スタンプを連打。

母からの何気ないLINEには、
「元気だよ」と印字された笑顔のスタンプ。


私のスタンプには、心がない。


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便利なものは、生活を豊かにします。
無駄な手間を減らすことは、人生に有益です。

果たして、

スタンプで会話することは、豊かでしょうか?
誰かのために紡ぐ言葉は、手間でしょうか?


最近のLINEの履歴を見て、悲しくなりました。
自分の言葉が、スタンプに負けていました。


「言葉」と「文章」の大切さに気づいた一日。

大事な人に、丁寧に「言葉」を紡ごう。
時間をかけて、「文章」に思いをのせよう。

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