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今までのストーリー・経歴・生い立ち

幼少期の頃

私はものすごいおばあちゃん子でした。
すごく好きでした。
2歳の頃に不治の病にかかっていたそうです。病院の天井をずっと見上げていた記憶があります。やんちゃ坊主でしたので、点滴を引っこ抜いて、病院内にある売店のレジの下でしくしく泣いていました。
血液が足跡になっている姿を見たおばちゃんは胸を撃たれたそうで、私が代わりになってあげたい。と、毎日お見舞いに通ってくれました。
そのおかげか、私は原因不明とされていた病がある日突然、けろっと治ったそうです。
しかしおばあちゃんは、白血病になってしまいました。
自分が中学生になる頃には亡くなってしまいました。そのことを想うと胸が熱くなります。おばあちゃんからもらった命なんだから大切にしなさいと今でも母に良く言われます。
当時の自分は、なんでお医者さんはおばあちゃんの病気を治してくれないんだろう?自分が治してあげる!と必死になって勉強していました。高校に入ると、履修できる科目が足りずお医者さんになるという漠然とした夢は、必然的に断たれ諦める形となりました。

ヒーローになりたかったです。

幼小中高といじめられていた経験があります。
東京リベンジャーズのたけみち君のように、激弱でした。
当時小学1年生の担任の先生が、主犯格のいじめっ子と自分のタイマンを、クラス全員が2階から見るという決闘の機会をくれました。
自分で自分の居場所は勝ち取れ!と。
相手の子がランドセル背負ったままだったので、後ろから回り込んで、掴んで、ぐるぐる回しました。
相手が倒れたので、無我夢中で上に馬乗りになりました。泥臭かったなぁ。
その頃の自分は殴り方さえ分からなかったので、本能的に上に乗っただけです。
そのあとどうして良いか分からず、ポカンとしてたところに担任の先生がそこまで!と止めに入ってきてくれて、小学生の頃のいじめはなくなりました。
おばあちゃんが呆きれて、武道を習いなさい!ということで、少林寺拳法を習い出しました。中学に上がる頃に黒帯を取得しました。それで安心したのもあって天国に行ったのかな。

在り方

他にも中学高校といろいろありましたが、今でもそれが私のアイデンティティですし、自分を形成する大きな要素の一つです。
街中で階段を下りてる足の不自由なおばあちゃんを見かけると、とっさに手を出してしまいます。
それくらい、苦しんでいる人、困っている人には手を差し伸べたいと本心から思える性格になれたので、今となってはいじめっ子達には、いじめてくれて有難うと、胸を張って言えます。

長男として

私が育った環境は5人家族の長男ということもあり、通知表はオール5、テストで92点以上取らないと、弟たちに示しがつかないと、母にこっ酷く叱られていました。
“お兄ちゃんなんだから”成績が良くて当たり前、運動が出来て当たり前、会長委員長部長をやって当たり前。お兄ちゃんは何でもできるんだから出来て当然でしょ。そんな母からの期待を一身に受けた学生生活を送っていました。
しかしながら、極度の緊張しいで、授業中に手を挙げて発言するのでさえ、頭が真っ白になってドギマギする性格でした。今考えてみたら、そりゃ自分の意見なんて言えないし他者とのコミュニケーション能力は皆無ですよね。今ではこの過去を話すと、驚かれるほどにはなりました。笑
 

大学で水に関わる

理系の大学に進学したので、大学では環境汚染に着目し、水の研究をしていました。
その中でも生活排水を研究対象とし、洗剤やシャンプー、ボディソープなどに含まれる界面活性剤が、自然へそのまま流される環境っておかしいよねってところに注目し、AS、CS、NSについて学びました。
一言でいうと、人間の生活で生じる生活排水が自然環境に与える影響についての研究です。

興味のきっかけ

今ではSDGsの認知が拡がり持続可能な社会環境について世界が躍起になっていますが、私が学生時代の頃、今から数十年前はなんでそんな事に注目するの?と周りから白い目で見られる程でした。この頃から人と違った視点を持っていたのかなと今となっては思います。当時は環境なんてダサいよ、学ぶ事なんかある?とか言われてました。時代を先取りしすぎていたんですね。
 
冷静に考えて、自分たちがキレイになる為に汚した水、つまり工場排水や生活排水をそのまま川に流すのっておかしくないですか?
多少はろ過したり下水処理されて流れますが…。当時の自分はいささか疑問でした。

水の研究について

上流中流下流の定点に分けて河川水を採取し、どのくらい生活排水、汚染物質が含まれているかを研究していました。
私の故郷は、最寄り駅まで歩いて1時間、次の列車が来るまで1時間以上かかる田舎なので、父に車を出してもらい河川水の採取を手伝ってもらっていたのは、良い思い出です(笑)
都内ような人口密集地域でなく、人口よりも自然の方が多い地域でしたので、そこまで顕著で異常なデータとはなりませんでしたが、確かに河川水には界面活性剤が含まれ微量ながら検出されました。
もしこれが、都会だったらと思うと、ゾッとします。
 
界面活性剤にはAS、CS、NSの3種類あるとされていました。
AS(アルキルスルホン酸塩)、NS(ナフタレンスルホン酸塩)、CS(カルボン酸塩)
この中でも、発がん性が強いとされる、NS(ノニルフェノールエトキシレート)を題材としていました。
液体クロマトグラフィーでは、結果が出るまでに半日~1日かかることがほとんどです。
濾過した物質は、密度を高めているので、当然の事ながら触れたら危険です。常にフラスコ・ビーカー・試験管とお友達で、白衣を着用していました。
周りの友達たちは遊んでいる姿を横目に、自分は実験室に籠っていたことを今でも鮮明に覚えています。
 

NSに着目

「ノニルフェノールエトキシレート」を含むノニオン界面活性剤が河川へ流出すると、細菌分解でノニルフェノールが生成されます。
ノニルフェノールは、環境ホルモンの一種であり、この構造は動物のエストロゲンの構造に似ていて、内分泌攪乱作用があると言われています。
AS、NS、CSは特にその化学構造が自然界での分解を難しくしているため、環境への負荷が大きいと、されています。自然界に害を与えないためには、より生分解性の高い、環境に優しい界面活性剤を使用することが推奨されています。

LC-MSを使用

河川水から界面活性剤を抽出するために、液体クロマトグラフィー(LC)を用いていました。
LCは混合物中の成分を分離し、特定の成分(特に界面活性剤)を検出するのに非常に有効な手法です。
 
LC(液体クロマトグラフィー):
混合物中の化学成分を物理的に分離する技術です。
試料を液体の移動相に溶解させ、固定相を通過させることで、成分が異なる速度で分離される。各成分の分子が固定相との相互作用により異なる時間でカラムを通過するため、成分が分離されて検出器に送られる。
 
MS(質量分析計):
物質の質量を測定する技術です。
試料をイオン化し、生成されたイオンの質量と電荷の比(m/z)を分析することで、化学物質の同定や構造解析が行われます。LCの分離後にMSで質量を測定することで、非常に正確に成分を特定することが可能。
 
動作原理の違い:
LCは、成分の化学的および物理的特性(極性や溶解性など)に基づいて、成分を分離します。固定相(通常はカラム内に充填された材料)と移動相(液体)の相互作用を利用して行われる。
MSは、分離された成分をイオン化し、それらの質量を測定します。イオン化された成分は、電場や磁場を利用して分離され、質量分析計で検出される。
 
使用目的の違い:
LCは、試料中の成分を分離し、量を定量するために使用。
MSは、成分の分子構造や分子量を正確に測定し、特定の化合物を同定するために使用。
 
LC-MSの組み合わせ
LC-MSは、クロマトグラフィーで成分を分離し、その後、質量分析でそれらを同定するという、非常に強力な分析ツールです。これにより、河川水中の界面活性剤の種類や濃度を詳細に分析することができます。
まとめると、LCは界面活性剤を河川水から分離するために使われ、その後MSがこれらの分離された成分を同定・分析するために用いられます。
 
すこし踏み込みましたが、大学時代に研究していたことをまとめました。

「水」は単なる生活必需品ではない

水に対する興味と熱量は、私の人生の様々な経験と密接に結びついています。
幼少期の頃から私の命を繋いでくれたおばあちゃん、環境問題に対する関心、そして自分自身の身体と心の健康を追求する中で、「ウォーターウェルネス」という概念に出会いました。
 
大学時代の水質研究で、私たちの生活がいかに環境に影響を与えるかを学んだことは大きな衝撃でした。
特に、私たちが日常で使う水がどのように処理され、最終的に自然に戻されるのか、そのプロセスを知ったことで、水の重要性に対する認識が深まりました。
私たちの体は約60%が水でできており、私たちの健康とウェルビーイングにとって水は不可欠な存在です。
この事実を理解することで、私はウォーターウェルネス、つまり身体に摂取する水の質やその健康効果に対して強い関心を持つようになりました。

水素トレーナーの資格

最近、水素トレーナーの資格を取得したのも、この「水」への探求心があったからです。
資格取得のための勉強では、水素がもたらすさまざまな健康効果について学びました。
水素は、体に害悪なヒドロキシラジカルを打ち消す強力な抗酸化作用を持ち、体内の酸化ストレスを軽減し、健康をサポートするという知識は、私にとって非常に魅力的で、新たなステップとして、水に対する理解をさらに深めることができました。
 
学ぶ過程では、実際に高濃度の水素を摂取する経験もしました。
体が軽くなり、集中力が高まるのを感じました。
体の中からエネルギーが湧いてくるような、バリアが張られるような。
無敵状態の感覚を覚え、まさに水素の効果を体感。
この体験を通じ、水素の素晴らしさ、ウォーターウェルネスに対する情熱をさらに深めることができました。
水素は、身体の健康を保ち、エネルギーレベルを高めるのに役立ちます。

ご縁と想い

こうした経験や学びは、全てが繋がっているように感じます。
命の恩人であるおばあちゃんから学んだ「命を大切にする」こと、環境問題への関心から学んだ「自然を大切にする」こと、そして今、ウォーターウェルネスを通じて学んでいる「水を大切にする」こと。
これら全てが、私の人生を形成し、私が追求するべき方向性を示してくれているのだと思います。
私にとって「水」は、ただの飲み物ではなく、健康を維持するための重要なツールであり、生活の中で意識して取り入れるべきものです。

水とウェルネス

ウォーターウェルネスを追求することで、より健康で豊かな生活を送ることができると信じています。ただの健康法ではなく、生き方そのものです。
より多くの人々が、健康で持続可能なライフスタイルを築く手助けをしていきたいと考えています。
私の経験と学びを通じて、「水」の力を多くの人に伝えていければ幸いです。
 

✅経歴

歌唱・芸能活動をもとに、音の振動や水の波紋に興味を持つ。
大学在学中に環境と生命科学を専攻し、水の研究から理解を深める。
パワーストーンバーにてタダ働きの経験から様々な人との繋がりを得る。
占星術タロット手相を学ぶも、運命を変える方法としてヒーリングと出会う。
また生命の源である水、H2に着目し、水素トレーナー資格を取得。
日本の伝統的な文化や自然を融合させた今までにない新たなウォーターウェルネスに注力。
現在は水素トレーナー及びウェルネスライフハックエヴァンジェリストとして活動中。
科学的な知識と実践的な手法の組み合わせで
水とオーガニックの本来の力を活用し、カラダの内側からリフレッシュし、再生させることで、ウェルネスの新しい可能性を追求しています。
 
水素健康インストラクター資格取得 (2023/12)
θヒーリングインストラクター資格取得 (2016/3)
 

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