初めての耐水性ボトルインク「ブランセピア」とブラウンの誘惑
万年筆用のボトルインクを初めて手に入れました。
それも、ブラウンインクです。
これで文字を書くだけでなく、絵も描きたいという欲張りな私。
じつは、ブラウンインクにはちょっとした因縁があるんです。
耐水性ブラウンインクとの最初の出会い
絵を描き始めた頃、コピックの0.03セピア色を購入したことがあります。
それまで使っていたのは、いわゆる事務用ペンばかり。
そんな私が、ネットでおすすめされていた耐水性0.03のセピア色を買ってみたものの..
細すぎたのか、不良品だったのか、薄すぎて書いたものが見えず、全然使いこなせませんでした。
そのまま引き出しの奥にしまわれ、ブラウンの魅力を忘れることに。
万年筆用ブラウンインク「ブランセピア」に出会う
時は流れ、最近ではプラチナの「プレピー」を愛用するように。
万年筆で書く楽しさを知ったら、またブラウンの誘惑が頭をよぎるようになりました。
そこで見つけたのが、プラチナの「ブランセピア」。
ネットのレビューを見て、これは良さそう!とすぐにアマゾンでポチっと購入。
プレピーをつけペン代わりにしてみた
ボトルインクが手元に届いたものの、気がつけばコンバーターも、つけペンも持っていません。
万年筆に直接インクを入れるつもりでいたけれど、どうやら手持ちの道具では不可能。
市内のお店を回ってみたものの、田舎なので、やっぱり置いていませんでした。
週末に市外の文房具屋さんへ行くまで、インクの試し書きもお預けだな。
なかば諦めかけていたとき、ひらめきました!
「あれ、プレピーをつけペンとして使えばいいんじゃない?」
インクをペン先にちょんちょんとつけて試してみると、これが意外と書けるんです!
紙との相性、ブランセピアの個性
まずは手元にあったモレスキンの手帳に書いてみたら..
あれ?にじむ!..
紙質のせいでしょうか?
少し焦りつつ、他の手帳にも試してみると、こちらは問題なし。
スケッチ帳に試し書きしてみても、にじむことなくスラスラ書けました。
どうやらモレスキンの紙との相性が悪かったようです。
ブランセピアの柔らかい色味が手帳のページに広がると、それだけで気分が上がります。
セピアというと、濃いブラウンを想像していたのですが、優しい雰囲気。
黒インクも悪くないけれど、私にはこのやさしいトーンのほうがしっくりくるみたい。
とくに絵を描くときは、色味が表情を豊かにしてくれる気がします。
プレピーにコンバーターを使いたい!
ただ、つけペンだとどうしても不便。
インクがしっかりペン先についたか分かりづらいし、不器用な私はインクをこぼしそうでハラハラします。
結局、週末は市外へ行ってコンバーターを探す予定。
ブランセピアでスケッチライフを広げたい
これで万年筆ライフがもっと快適になるはず!
ブラウンインクとの再会は、私の手帳やスケッチブックに新しい彩りを与えてくれました。
これから、もっと自由に、もっと楽しく、万年筆とインクの世界を楽しんでいこうと思います。