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「献笛紀行」宇佐神宮 (大分)
令和元年8月31日に宇佐神宮「奥宮」である
御許山に献笛に参りまして、その足で
宇佐神宮での献笛の予定でしたが、何かの
手違いだったのでしょうか、その日は、明日
9月1日に宇佐神宮「能舞台」で奉納演奏会に
ご出演の篠笛アーティストの方の、比売神様
への奉納献笛が予定されており、わたくしも
その後に奉納献笛をする事になっておりまし
たが、その日はご辞退致しまして、翌年開けて
すぐに、正式に御本殿での奉納献笛をさせて
頂く事となりました。
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さて、この「宇佐神宮」は全国の八幡宮の
総本社であり、鎌倉の「鶴岡八幡宮」や
京都の「石清水八幡宮」の大本でもあり
ます。また、天皇家にとっては「伊勢神宮」
に次ぐ「第二の宗廟」でもあります。
その宇佐神宮には、多くの謎が、未だ解か
れぬままで、非常に興味深いのです。
「宇佐神宮」と聞いて真っ先に浮かぶのは、
九州の方は「邪馬台国」。そして、邪馬台国
の女王「卑弥呼」を思い浮かべる事と思います。
各いう筆者も、女王「卑弥呼」の墓は
この宇佐神宮本殿下にあるのではないかと、
思う者の1人でもあります。
我が家は伊勢の天照大神さんと豊受大神さん、
そして、この宇佐神宮のお札をお祀りして
おり、又、幼少の頃より参拝をさせて頂い
ておりますので、何かとご縁を感じます。
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幼少の頃より「目に見えぬものを観る」
又は「感じ取る」体質でもあります。比売神
さんは、唯一「語りかけて下さった」神様だと、
献笛に参るまでは、ずっとそう思い込んで
おりました。ですが、御許山での献笛を終え、
宇佐神宮での献笛を終えた後に、それは間違い
だったのではないか?そう思う様になりました。
実は献笛の数年前に、宇佐神宮の比売神さんを
お祀りしています「ニノ殿」にお手を合わせて
いる時の事でした。手を合わせ、「ここに
卑弥呼さまが眠っておられるのでしょうか?」
とそうお尋ねした事が御座います。
何と、「そうだ、よくわかったな。」と、
語りかけてこられたのです。それは筆者に
とっては生まれて初めての出来事で、これが
最初で最後(今のところ)の出来事でもありました。
ですが、今回の奉納献笛に思いましたのは
語りかけてこられたのは、比売神さんでは
なく「ニノ殿」の向かい側にそびえる、他
ならぬ「御許山」からの声だったのでは
ないかと、思い直しました。
この宇佐神宮には比売神(卑弥呼)さんの亡骸
はあれど、その御霊はここでは無く...。そう
思えて、仕方がないのです。「御許山」の様な
身も震える様な、夥しい「霊気」がこの「ニノ殿」
には無く、「神々しくもとても穏やか」で対照的
だった事が、今回のこの宇佐神宮での「奉納献笛」
はまさに、そう思わざる得ない、ものでも
ありました。
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□□ 宇佐神宮(うさじんぐう)□□
大分県宇佐市にある神社。式内社(名神大社3社)
豊前国一宮、勅祭社。旧社格は官幣大社
現在は神社本庁の別表神社。
全国に約44,000社ある八幡宮の総本社
□□ 御祭神 □□
一之御殿:八幡大神 (はちまんおおかみ)
二之御殿:比売大神 (ひめのおおかみ)
三之御殿:神功皇后 (じんぐうこうごう)
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