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愛らしくある【短歌5首】

君の手は硝子のようにつめたくて砕けてしまいそうで好きです


深海の水を小瓶に詰め込んで眺めて暮らすいついつまでも


ゆったりとふとんの海によこたわり真夏の夢をみながら眠る


助けてとたったひとこと言えたなら違ってたかな ゴミ捨ての朝


今日もまた遅寝遅起き 変わらない暮らし憎らし愛らしくある






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