「怒り」は第二感情
タイトル通り、「怒り」という感情は第二感情と呼ばれる感情です。
第二感情??
ということは第一感情があるのか?
はい、その通りです。
わたしたちは何か不快な出来事があった時、すぐに怒りが湧いてきたと思ってしまいますが、違います。
その前に瞬時に感じている(心の奥深くで感じないように閉じ込めているので気づきません)感情があるのです。
例えば不安や恐怖、惨めさ、寂しさなど。。
その感情を感じたくない為に第二感情の「怒り」を持ってきてごまかしているのです。
自己理解の為には「怒り」で見えなくしてしまった真の感情を探ることが大切です。
自分と対話するのは慣れないうちは難しく感じるかもしれないですが「自分は何を感じたくなかったんだろう」としばらく考えているとピンとくるものがあります。
そのピンときた感情を味わってみてください。
「そうか、こんな事を感じていたのか」
と認めてあげると、怒りもスーッとなくなっていくので不思議です。
そして相手に伝える時も、第一感情を伝えられるようになるとお互いの理解が急速に深まり、その出来事があった事がまるで「良き事のために起きた」としか思えなくなってくるのです。
「自分でも何が何だかわからんけど腹立つわー!どないしてやろかー!」みたいな感じで噛み付くと、相手もとっさに自己防衛に走りますので1番もつれます。
自己理解と自己受容は暖かい人間関係を作る為には不可欠だと感じます。