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時間と成果の関係性を考える

「夜遅くあなたの会社の前を通ると、いつも電気がついている。
残業を遅くまで頑張ってるんですね」


こんな事を言われて喜んでいた時代があった。
俺って遅くまで仕事頑張ってるんだぜ、凄いだろ、的な勘違い。


実際に遅くまで残業をすることで評価されていた時代がある。さっさと自分の仕事を終わらせて帰宅する社員は、仲間を軽視しているとか、チームワークを乱しているなんて酷いレッテルを貼られ、評価自体が低い。それに嫌気がさした有能な社員が次々と会社を後にする。そんな光景を目の当たりにして来ました。


実際には、緻密に設計された自身の活動計画を、コツコツと遂行していた社員が損をしていた時代。逆に、遅くまで仕事をしていた社員の多くは、時間内に仕事を終えることができなかったにもかかわらず評価されていた。


「労働時間が長い」=「仕事ができる」


そう誤解していた。


長く仕事をしていることが良いのではない。
労働環境の見直しが求められる昨今、今では誰でも理解できる様になった。


「時間」と「成果」は無関係です。


頑張っていても成果が出ないときは、たぶん何か違う原因がある。
時間と成果は必ずしも結びつきません。ここで言う「時間」とは、労働時間の事を差しています。


オリンピック観戦を楽しんでいると、テレビの解説者が選手を紹介する時に、何歳から始めたとか、幼少期からはじめたとか、スポーツをはじめた時期を解説されています。


確かに成功されている方は、長い年月努力し続けている。
労働時間と成果は無関係なのに、スポーツに携わって来た期間と成果は関係あるのだろうか。そんな疑問が湧いてくる。


では、自分の事を考えてみる。例えば語学勉強を例にとってみる。
下手くそですが、英語はそれほど不自由なく話せる様になった。時間にして20年くらいかな。偏差値重視の勉強法では全然意味がないことに気づいてからの話です。


「勉強時間」X「継続期間」であれば、ある程度の成果が出る。
僕の場合は「30分」X「365日」X「20年」と言う計算になるのだろうか。ふふふ、365日は言い過ぎかな。それでも360日は硬いぞ。


労働時間と成果の関係を改めて比べてみると、明らかに異なるものがあります。「継続」と言うキーワード。これはオリンピック選手にも当てはまります。


ダラダラと長い1日を費やすのではなく、決められた時間を設定し、着実に終える。それを長い期間継続することで実力がつくのです。


僕たちは知っています。
そうなんです『習慣』と言う奴です。


『習慣』こそ成果を出すための最大の武器!
誰も教えてくれない。自分で気づくものなんだろう。


今までは「長い時間をダラダラと費やすことが美徳なんだ」と、負の習慣がついてしまったのですから堪らない。それを良しとして来た会社もどうなんだろう。


だから正の『習慣』をつけよう。


あぁ、今日もリモートワーク。
ダラダラせずにサクッと終わろう。てか、とっくに終わってますけどね。
同僚達は、このことを知る由もありませんが。


最後まで読み進めて頂きありがとうございました。
素敵な夏を満喫してください。🌱


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