育児日記(6/8~6/14)
・毎日就寝前の15分程度で書いてます。
・ほとんど自分のために書いてますが、育児に興味のある方の参考にでもなれば幸いです。
6月8日(月) 娘と目が合った
朝起きると、娘は今日もまた少し大きくなっているような気がした。生まれてから日々成長していることは間違いないけど、その早さに驚く。娘が退院して家にきた日の写真を見返してみると、明らかに今日よりも小さい。そりゃそうだよね、同じサイズのオムツが以前よりも小さく感じられたり、抱っこする時の腕の負担が日に日に増しているのだから。
そして、徐々に泣いてる時間が増えてきた。初めの頃は、泣く→授乳→寝るの繰り返しだったけど、今は泣く→授乳→泣く→寝ないといった繰り返しである。最初は楽ちんだったが、次第に難易度が上がってきている。調べてみると、魔の3周目という恐ろしい期間があるそうで、おむつを替えても、おっぱいをあげても泣き止まないという現象があるのだそう。只今、魔の3周目のど真ん中。
大変さは増している一方で、嬉しいニュースもある。初めて、娘とバッチリ目が合ったのだ。これまで、娘の目は、焦点が合っていないような目つきだった。虚空を見つめているような、ぼんやりと視線だけ動かしているような、そんな感じ。しかし、今日の夕方、妻が「なんか怖いんだけど(笑)」と言っていたので見に行くと、なんだか目が据わっていた……(笑)。そんな娘を、四苦八苦しながら寝かしつけて、膝の上で寝ていた娘が目を覚ました時、じっとこちらを見つめてきた。なんだか初めて目が合った感覚。改めて、はじめまして、という感覚になった。
6月9日(火) 疲労困憊
娘は一日中泣いている。ほんの少し寝たかと思うと、また泣き出すことの繰り返し。手を変え品を変え、色んな方法であやしてみるも全然ヒットしない。一時的に泣き止むことはあっても、再現性はほとんどない。だから、次から次へと新しい方法であやし続けた一日だった。今日は、ビニール袋、ホワイトノイズ、ダンス、抱っこ紐、おしゃぶり、外気に触れるなど、以上6つ新たな対処法を導入したにも関わらず、あまり効果は感じられなかった。
「外気に触れる」というのは、夜になっても娘が泣き続けるので、妻が検索して得た情報。普段はまだ外には出さないのだけど、どうしようもないので試しに連れ出すことにした。あたりは静かな夜。外で泣き出すと困るので、言葉の解らない娘にも「泣きはじめたらすぐ家に入るからな」と声をかけた。奇しくも娘は泣き止んで、初めて出た夜の世界を楽しんでいた。暖色の街灯がポツポツと点在する夜道を、娘と二人で歩いた。ひんやりした月の綺麗な夜に、自分と娘しか存在していないような、幻想的な気分になった。
外にいた時は大人しかった娘は、家の中に戻ると再び激しく泣き続けた。もう夜中の2時を回った。少し休んでいた妻と交代して、今これを書いている。今日は、娘との暮らしが始まって以来、一番シンドかったかもしれない。肉体的には、腕と首肩と腰が痛い。さらに、一日中泣き叫ばれていると精神的に消耗する(愛する自分の子とはいえ)。そして、なかなか落ち着いて自分の時間がとれずにいることに、少なからぬストレスを感じ始めた。それでも、泣きわめく娘に、シャツの襟や袖を引っ張られると、ほんの1週間前までできていなかったことができるようになっていて嬉しいもの。疲労困憊の中でも苦笑いすることができる。
6月10日(水) 天使のほほえみ
昨日とはうってかわって平和な一日だった。昨日、あれだけ泣き続けていたのが嘘のよう。まるで嵐が去ったかのように静かで、娘はほとんど寝ていた一日だった。
今朝、最初の母乳を飲み終えて機嫌よくしていた娘に話しかけた。「昨日は初めて夜にお外にでたね〜!お月様出てたね〜!世界には昼と夜があるってことがわかったね〜!」と言った瞬間、まるで言葉を理解しているかのように満面の笑みを浮かべた。夫婦揃って「うわ〜可愛い〜!」と声を上げたのが今日のハイライト。
新生児の笑顔は、「新生児微笑(生理的微笑)」といって、感情とは関係なく反射的に笑うものらしい。しかし、今日見たあの笑顔、娘をこれまで見てきた中で一番笑っていた。たとえ新生児微笑であったとしても、タイミング的には自分の問いかけに反応があったみたいでこちらは幸せな気分になる。生まれてから今日で20日目。明日から4週目に入る。明日はどんな成長があるんだろう。
6月11日(木) iPhoneプレゼント
昔、自分が使っていたiPhone6sを娘にプレゼントした。ファミリー共有を使ってApple IDも作成。自分のことを振り返ると、中学高校で携帯をもてなかったので、大学入学前(18歳の時)に初めてiPhoneを手にした。娘は生まれて3週間で手にしている。0歳からiPhoneを使う子は、どんな使い方をしていくのだろう。これからが楽しみだ。
今日の夜は、娘を寝かしつけたあと、待ってましたとばかりに夫婦でレンタルしてきたDVDを鑑賞した。以前は腐るほど二人で映画を観てたのに、娘が生まれてからは、なかなかこういう時間は取れない。鑑賞したのは『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』。ハーレイ・クインって魅力的なキャラクターだ。また別なところで感想書こうかな。
6月12日(金) 成長を見逃したくない
薄々感じてはいたけど、娘の髪の毛が徐々に薄くなっている。生え替わるのか、なんなのかよく解らないけど、この先どうなるんだろう?成長はグラデーションなので、徐々に変わっていくもの。寝返りが打てるようなにったとか、立てるようになった、みたいな決定的な転換点もあるけど、それだって少しずつ成長していくグラデーションの一点である。
ぼくは1ヶ月間の育休をとって、毎日つきっきりで娘をみているけど、薄々感じていた変化が、ある時明確になる瞬間というのがある。今日の髪の薄さはまさに好例。なんとな〜く感じてたけど、やっぱりそうだよね!と確信する瞬間。目がだんだん大きくなってるとか、目で見えてるものを追いかけてるようになったとか、抱っこしていると昨日より重いとか、明らかにウンチやおしっこをした後に泣くようになったとか。
今は育休中なので、「薄々感じてたけどやっぱりね」という実感がほとんど。でも、育休を終えて、空いた時間や休みの日だけの育児となると「いつのまに!」という驚きの比率が増えていくんだろうか。できれば点で観る育児ではなく、徐々に徐々に変化していくグラデーションを観るような育児をしたいというのが、今日思ったこと。
6月13日(土) 泣くだけじゃなくなってきた
今まで泣き声でしか声を出さなかった娘が、機嫌よく起きている時に声を発するようになった。「ハァ」「アァ」と、何か喋っている様子。昨日まではあまりこういったことはなかったので、夫婦で驚いている。
さらに驚いたのは、ウンチありきのオナラをかましたあと「ア〜!」と声を出していたこと。1回じゃない、2回していた。2回ともブリブリ音を立てたあとに「ア〜!」と言っていた。早くオムツ替えろと言っているのだろうと、こちらは解釈することにした。
妻がお風呂に入っている間に読み聞かせをした。芸術家のショートストーリーがいくつも編んである本を開いて、レオナルド・ダ・ヴィンチの章を読み始めると、めちゃくちゃ笑顔になって喜び始めた(え、解るの?!)もしかして、レオナルド・ダ・ヴィンチ並みに、桁外れの天才なのか……(親ばか)
6月14日(日) 育児雑感
朝方の4時半まで娘の寝かしつけで起きていたので、起床したのは10時ごろ。午前中は、知り合いや家族とビデオ通話をした。相手方はみな娘をみて喜んでくれるし、ぼくたち夫婦はほとんど外出できない生活なので、気晴らしにとてもいい。明日は少し早いけど1ヶ月検診。検診を終えたら外に遊びに出られるのかな?紫陽花とか見せに連れていきたい。
娘の成長と相まって、以前のように、そう簡単には抱っこで寝てくれなくなってきた。おまけに体重も増えた。一日のうち、どのくらい抱っこしてるんだろう。ほぼ確実に、腰痛悪化は間違いない。合わせて手首も腱鞘炎の一途をたどっている。育児は体力いるなぁ〜と痛感する今日このごろ。落ち着いたらメンテナンスにマッサージとか行きたい。
娘の写真や動画が増えてきて、利用しているクラウドストレージがいっぱいになってきた。みなさんどうやってデータの管理はされているんだろう?ぼくはミラーレスカメラを使っているので、RAWデータと、現像したJPEGデータと、動画のMP4のデータと、iPhoneで撮影した写真や動画をクラウドやHDDを使って管理している。これまでそれなりに整理する時間があったけど、まず整理が追いつかない。そして、どんどん撮るので容量がアホみたいに増えいてく。この先、何TB使うことになるんだろうか。データ管理については改めて考え直す時間が必要だなぁ。
今週の日記を読み返してみると、月曜の日記では、目が合ったことを喜んでいるけど、つい先程まで娘を抱いて寝かしつけていた際、ず〜っと娘はこちらを見ていて、さして驚きもしないほど自分にとって当たり前のことになっていた。気付かない間に色んな当たり前が変化しているのだぁ。おやすみなさい。。。
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