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我々は自分の欠点を改めるよりも、他人に許してもらうことを望む。
誰かに許して貰えないと、自分で自分の過ちを許すことは出来ない。
なにより、自分の過ちを認めたくないんだから
自分の過ちを認めないのに、許すことなんて出来ない。
認めない以上、改善もあり得ない。
だから、他人に指摘されたときに初めて自分の過ちを認める必要が生まれる。
他人が居なかったら、誰しも過ちを犯さない・・・?過ちを受け入れない人で居続けることが出来るのかもしれないね。
過ちを認めて、受け入れて、直して、変わっていく必要があるのは・・・
自分以外の他人が居るからじゃないかな?
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「我々は自分の欠点を改めるよりも、他人に許してもらうことを望む。」
この言葉は、ラ・ロシュフコー(1613-1680)というフランスのモラリスト(道徳批評家)が残した鋭い警句です。彼は、人間の本性を皮肉たっぷりに分析する達人でした。要するに、「人間ってのは、自分を変える努力をするよりも、周りに『大丈夫だよ、気にしないで!』って言ってもらう方が楽だから、そっちを選びがちだよね」という話です。
📌 ユーモアあふれる解説
👨🦱 Aさん(反省しない男):「いやぁ、また遅刻しちゃったよ。でもさ、昨日は夜遅くまでNetflix見てて寝不足だったんだよね。だから、許して?」
👩 Bさん(まともな友人):「うん、それ毎回言ってるよね? 直す気ある?」
👨🦱 Aさん:「もちろん! ……でも、まずは許してくれない?」
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→ 人は変わる努力をするよりも、まず許されることを優先する生き物なのです。
自分のミスを素直に認めて改善するのって大変。でも、「ごめんね~、悪気はなかったんだよ~」と笑顔で言えば、意外と何とかなる……と多くの人が思ってしまうのです。
会社でのミス、家庭での失敗、人間関係のトラブル――どれも、「ごめん、次から気をつけるよ!」という魔法の言葉でなんとかなる(気がする)から、人はなかなか本気で変わろうとしないのかもしれません。
📖 ラ・ロシュフコーとは?
フランスの貴族であり、17世紀を代表するモラリスト(道徳批評家)。彼の『箴言集(モラル・マキシム)』は、人間の偽善や弱さを辛辣なユーモアで突いた名言集です。彼の言葉を聞くと、「人間って結局こういう生き物だよな……」と妙に納得してしまいます。
彼の警句の特徴は、**「人間の本性を暴きつつも、どこかクスッと笑える皮肉を込める」**こと。だからこそ、何百年経ってもその言葉は色あせません。
📌 対義語:「自省と改善を重んじる態度」
ラ・ロシュフコーの言葉の対極にあるのは、「自分を正すことこそが大事」という考え方です。例えば:
✅ 「過ちて改めざる、これを過ちという。」(孔子)
→ 間違いを認めるだけではなく、改善しなければ意味がない。
✅ 「他人を許すより、まず己を正せ。」
→ 他人に許しを求める前に、自分の行動を変えよう。
✅ 「謝るより、直す方が早い。」
→ 口先だけの「ごめんね」よりも、行動で示すことが重要。
📌 まとめ:あなたはどっち派?
「ごめん!」と一言で済ませる 😅 → ラ・ロシュフコー派
「どうすれば直せるか考える」 🤔 → 孔子派
もちろん、バランスが大事。ときには素直に謝ることも必要ですが、何度も同じミスを繰り返すなら、そろそろ「他人の許し」に甘えるのはやめたほうがいいかも?
さあ、あなたは今日、許しを求めますか? それとも改善しますか? 😆
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