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コラム・小噺

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夢とうつつと幻のはざま
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#日記

ミィくんの分身・・・!?

こんばんは、クロックロだよ。

このあいだ、ボクは遠くに出かけないといけない用事があってね。

月おばさんに我が家とカンちゃんの番を頼んで出かけたんだ。

それから帰ってきたら、月おばさんがおかしなことを言うんだ。

月おばさん「クロックロ、お昼にミィくんが遊びに来たから家にあげたんだけどね」

うん。

月おばさん「ミィくんがずうっと庭のほうばかり見ているの。暑かったからサッシは開け放していて、

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かなぐり捨てろ

(2009年某日の日記より)

 昨日の金曜ロードショーではエヴァのリメイク版がやっていた。

 シンジ「やだよ、できるわけないよ! 使い方だって知らないのに!!」
 ゲンドウ「説明を受けろ」

 あまりにも正論過ぎてフイタ。

 宮部みゆき、野沢尚と、最近小説を読んでみて、思ったんだが。
 三人称でも、あんまり視点固定されてないよね。
 同じ場面での視点移動はタブーだと小説のハウツーなどでは常識

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じつはボク・・・

こんばんは。クロックロだよ。

実はボクは、みんなに隠していたことがあるんだ・・・・

ボク、じつは・・・・

じつは・・・・・・・・

猫じゃなかったんだ!!

カンちゃん「な、なんだって?」

・・・なーんて。

今日はエイプリルフールだよ(^^♪

こういうイベントはちょっとわくわくしていいよね。

今日から新年度。

みんな新しい生活を、満喫してね!

カンちゃんは こねこから ねこに しんかした!

 カンちゃんを森で拾ったのが十月中旬だから、それからもう四ヶ月もすぎたんだ。

 ボクが森でどんぐりを拾っていたら、突然雨が降りだしたんだ。急いで帰ろうと歩いていたら・・・・

「みゃあああああん! みゃああああああん!!」

 どこからかけたたましい子猫の鳴き声が響いてきてね。

 ふっと前を見たら、カンちゃんが座り込んで泣きじゃくっていたんだ。

 今まで誰もいなかったのに、湧いて出たようにい

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カンちゃんのケンカ

 小噺です。

 こんにちは、クロックロだよ。

 今朝はいつものようにカンちゃんは外に遊びに行って、ボクは書斎で書きものをしていたんだ。

 そうしたら、外から、大きな猫の声が……

「みゃああああおおおおう!」

「みゃあああああああああああああおおおおおおおおおおおう!!」

 これは、ケンカだ!

 ミィくんはケンカするような猫じゃないし、知らないオス猫同士がはち合わせてしまったのかな……

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「四畳半の夢」

「四畳半の夢」

「愛と幻想のファシズム」を読んでいた当時の日記より(2008年)。

 関係ない話、私はエヴァンゲリオンの相田ケンスケも好きなんですよね。だから、ファシズムのゼロがケンスケの顔しか浮かばなくても、許せちゃうんです。もし、エヴァのケンスケが大嫌いだったとしたら、きっと微妙な心境だっただろうな……と思います。
 いや、こんなネーミングをするくらいなのだから、一応、ゼロの性格に合わせてケンスケのほうも

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昔の日記より

 歯医者で隣の子どもが泣き喚いていました。どうやら虫歯になった乳歯を何本か抜くらしい。

「抜くんでしょ!?」
「抜かないよ」
「抜くって言ってたもん! 抜くんでしょ!? やだやだーっ」
「痛くないから。全然痛くないから」
「抜かないって約束して」
「抜かないと帰れないよ」
「一本だけにして」
「そしたら来週も来ないといけないよ」
「ぐらぐらさせるだけにして」

 …………

「うわあああああああ

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