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猫短歌:想定外への感謝
ありがとう十六年もここにいてくれてまだまだいっしょにいてね/銀猫
ありがとうじゅうろくねんもここにいてくれてまだまだいっしょにいてね
この短歌は、短歌マガジン(次世代短歌)@tankazine 主催の #10月28日に詠んだ短歌 に投稿したものです。
10月28日は次女猫の誕生日で、めでたく今年で16歳となりました。
獣医療が発展した現在、猫の16歳は特段長生きではありません。しかし彼女の場合、持病発覚が5歳と若かった上、ノルウェージャン・フォレスト・キャットという大型種なのに4kgに満たない小柄な身体であるため、最多で5にゃんいた我が家の猫家族の中で、いちばん儚いのではないかと思っていたのです。
彼女が5歳のときにわかったことは、
左腎臓不全:つまり腎臓ひとつでがんばっている
右腎臓結石:大事なたったひとつの腎臓に結石がある
という二点でした。腎臓を患う猫が多いことは知っていましたが、こんな状態で長生きしてくれるなど、思えなかったのです。
そして、数年前には胆泥があることもわかりました。
しかし、次女猫はパートナーとわたしの予想を見事に裏切り、長男猫、長女猫、次男猫(彼女よりも年下)の死亡年月齢を更新して、16歳を迎えることができました。
毎日の投薬、週に一度の点滴、4週に一度の通院、3ヵ月に一度のエコー検査と血液検査。獣医療のお世話にどっぷり漬かっていますが、そのおかげで次女猫は元気な毎日を過ごすことができています。
永遠に、とはいかないことはわかっています。あと10年、とも言えないことだってもちろんわかっています。
でも、できるだけ長く、可能な限りずっと、いっしょにいられますように。毎日そう願っています。
16歳のお誕生日おめでとう!
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