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猫短歌:がまんがまん

かさぶたを舐め壊すきみ着替えさせいのちの力見せつけられて/銀猫
かさぶたをなめこわすきみきがえさせいのちのちからみせつけられて

 パートナーの悪い足癖には、ご容赦を。

 恋愛と嫉妬、独占欲、依存心、執着心などなど、さわやかではない記事が続いたので、久し振りに猫短歌を。

 我が家の三女猫、そろそろ糖尿病発覚から一年となります。おかげさまで、インシュリン注射で血糖値も安定しており、朝晩に注射を打たなければならないほかは、ふつうの生活を送ることができています。宿泊を要するお出掛けにパートナーといっしょに出掛けられなくなりましたが、これも猫家族がいる以上は当然のことです。

 三女猫は、たいへんいい仔で注射を受けるのですが、たったひとつの悪癖は、注射痕を舐めることです。舐めて舐めて舐め壊してしまうため、洋服が必須になってしまいました。

 ただ、以前からときどき着せることがあったためか、洋服を嫌がらないのだけは助かっています。

 きみはがんばっているよ。ほんとうにがんばってる。だから、きみががんばる限りはわたしもがんばるから。

 小さな生き物は、たくさんのことを教えてくれます。

サポート戴けた場合は、書籍購入など研鑽のために使わせて戴きます。