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短歌:秋雨

ぞくぞくと素肌を縫ってゆく雨は絞り出された苦しさのよう/銀猫
ぞくぞくとすはだをぬってゆくあめはしぼりだされたくるしさのよう

 毎年9月中に暖房の点火式を執り行うのですが(単に、本格的暖房機を稼働したということです)、やってしまいました、今年も耐え切れず。

 朝起きて、猫娘たちの世話をして、筋トレして汗かいて、食事して、まではよかったのですが、さすがに汗が乾いた状態はイヤなのでシャワーを浴びることにしました。筋トレ→シャワーはもはや日課ですが、肌寒さがどうも心許ない。風邪引きそ。外出予定もあるしね、と。
 ここ数日は洗濯物も思うように乾かず、施設で避暑避寒ライフを謳歌する母の洗濯物もあり、

「洗濯物を乾かさないとね」

という恒例の言い訳を心の中で叫び、人差し指を伸ばして暖房装置をスイッチオンしました。北国の人間は暑さに弱いですが、屋内の寒さにも弱いのです。外が寒いのは当たり前ですが、家の中が寒いのは許せない。

 ああ、快適。

 そして、はじめて文フリに行ってきました。
 いやいや、わたしなどがいては申し訳ないんじゃないかしら、と思うほど、若人が集っていました。文学を愛する若者があんなにいるなんて、なんだかうれしい。
 SNSで一方的に存じ上げているだけでご挨拶の時間を取ってくださった方、ありがとうございました。

 数冊、手にして帰宅しました。
 この先、本の感想文的記事はおそらく書かないと思いますが、堪能したいと思います。

 そうだ、ひとつだけ書いてしまおう。
 ナナロク社さんが出店なさっており、木下龍也さんのサイン入り「オールアラウンドユー」を買ってしまった💛 いままで買っていなくてよかった💛 枕の下に入れて寝るぞ(笑) わたしも刺さる短歌を作れるようになりますように。

 今日の短歌は、秋になって寒くなってきて、これから雨がつらくなってくるなあ、という気持ちを詠んだものです。夏の土砂降りは好きですが、秋の冷たい雨は嫌いです。秋に雨が多いと、さっさと雪が降って積もってほしいと思います。これ、きっと雪国特有の心理ですね。

 9月に入ってから、一気に人と会う予定ができてきて、何となく毎日更新が危うい気がしてきました。なんとか続けたいのですが。
 だいたい毎日深夜0時~2時くらいに公開していますが、今週、来週は真昼間とか夕方とかに投稿する日があると思います。

 こんな拙い短歌とぐだぐだエッセイのnoteに毎日来てくださる方がいらっしゃって、しあわせです。いつもの時間帯に更新されていないときは、「ああ、飲み過ぎたんだなあ」とでも思っておいてくださいませ(笑)。



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北乃銀猫
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