短歌：五月って初夏？

風吹くと爽やかううんむしろ寒いそれでもワインライラックの下/銀猫
かぜふくとさわやかううんむしろさむいそれでもわいんらいらっくのした

　読み返してみると、昨日の一首はずいぶん自虐的でしたね(笑)

　ライラックまつりは、五月中旬から下旬にかけて行われるイベントですが、毎年「初夏の訪れを告げる」とか「初夏の風物詩」などという冠が付きます。

　この街の五月って初夏なんでしょうかねー（ダジャレではありません）。

　六月であれば初夏でよいと思いますが、五月が初夏というのは、ピンときません。だって、けっこう寒いですよ。
　たまに「どうしたんだ？」と思えるような高い気温の日がありますが、最高気温が15度未満もめずらしくないのですから。５月21日の最高気温は、14℃でした。

　まあ、わたしのように夏が恋しい人にとっては、初夏という言葉の響きは魅惑的ではあります。早く、内実ともに初夏になってほしいものです。