2024年上半期お気に入りの書。
今年もそろそろ半分が経ちますね…
毎度おなじみ、しきと申します
今年に入って自分の好きな警察小説、ミステリーなどを半年で
計20作品ほどじっくり読んできました…
その中で面白かったものを5つご紹介しようと思います。
是非本記事が気に入ったら
スキを押してくださると嬉しいです(ˊ˘ˋ* )♡
それでは早速1つ目から。
時代が変わろうと面白い名作 富豪刑事/筒井康隆
1月頃に読んだこの「富豪刑事」。
読もうと思ったきっかけは以下の通りでした
以前に執筆したこの記事を読んでもらえばわかるように、
こちらの『富豪刑事』を原作としたアニメを観たことが
きっかけでした。
アニメの方に興味を惹かれてしまい、原作か…と悩んでいた時に
たまたま近所の書店でこの『富豪刑事』を見つけ
読んでみることに。
読んだ感想は…
面白い…凄く面白い………!!
と、筒井康隆さん沼にどっぷりはまってしまうことに。
アニメ版とは原作といえどまた物語が違う。
何でもお金任せに豪快に物事を起こし、前代未聞の方法で事件の解決へ導くストーリーに心が打たれました。
この小説の発行年は1978年。
昔ならでは起きること、などと時代の違いの面白さも
私的には魅力なのではないとかなと。
ひと味違う、時代が違う刑事モノも面白い。
と、また一つ発見できた一冊でした。
刑務官と受刑者による人生と事件の物語 看守の流儀、看守の信念/城山真一
3月、警察小説を読みすぎて
新しい刺激がほしいと思っていたころ…
この刑務所を舞台とした、『看守の流儀』を
このミステリーがすごい!という肩書きにつられて発見しました
看守の流儀は石川県にある架空の刑務所、加賀刑務所を中心として話が進められていきます。
警備指導官の火石司という人物の秘密、
章ごとにはさまれる元受刑者、三上順太郎が刑務所生活で起きたことを綴っている「刑務所手記」。
登場人物の感情が物語とともに明かされていくこの感覚、
最高としかいえない……
ヒューマンドラマがこれでもかと詰められている作品。
看守の流儀を読み終えたあと、続編があると知り書店へ行き
『看守の信念』をGet!!
前作に登場した火石司という人物が掘り起こされていく物語には
またまた夢中になってしまう……。
不穏なプロローグからエピローグまで話が繋がる流れは
重さもありながら前向きな結末へ。
きちんと刑務所の事について用語について
挟み挟みで分かるような工夫が施されていて知識0の私でも
楽しく読むことができました⸜(*ˊᵕˋ*)⸝
事件と警察からの圧力と二人の記者と。沈黙の終わり/堂場瞬一
この堂場瞬一さんの小説を読んだのは初めてでは無く、
2月ごろ、『刑事の枷』を読みました。
この刑事の枷もなかなか分かり合えない二人の話がものすごく
面白く堂場さんの作品をまた読みたいと思っていました。
様々な本のあらすじを見ているとこの「沈黙の終わり」が
目に留まり記者のストーリーも
なかなか良さげだと感じいざ、読書!!
千葉県と埼玉県の記者が共同で警察の不祥事を追うという特殊なケースで、作品自体インパクトのあるもの。
四年、五年と期間は離れているものの同じ地域内で
小学生の女児が三十年程に渡って七名失踪及び亡くなられた状態で発見されている。
その裏には警察の不祥事が隠されていて……。
暴こうとする若手記者の古山と定年間近の松島。
刑事の枷を読んだときに感じた〝只者ではない感〟 の
センサーが珍しく働いてくれました…(*´꒳`*)
まとめ
1月から6月も沢山の書に出会ってきました。
7月からも読書楽しんでいこう。
6月13日
最近暑くなってきてエアコンさんに助けられています。
今年の夏もよろしくお願いします。