【北海道】呑んだノリでラベンダー生活を振り返ってみる。【就農】
ども、こんばんは。
明日6/20より晴れて北海道含め全国の緊急事態宣言が明けますが、私は一足早く晩酌でキッツイのをやって無事頭が痛くなり、寝れずこの時間を過ごしてます。
1週間ないし2週間ぶりぐらいに聴き慣れない雨音が屋根を打ち付けていて嬉しい気持ちになってます、ハイ。(水やりの手間が省ける)
ふとこの状況かかょにマリナ油森さんの主宰する #呑みながら書きました に文明からは遠いラベンダー農家の我ながら加われるんじゃないか⁉︎と思い書いてます。
さてさて、ここ2、3年ラベンダー農家(収益化できたのはここ1年半ほど)をやってみてるワケですが、ほぼ毎日ラベンダーのことを考え続けてコンニチまでやってきました。
ラベンダー花壇を作り始めた春から無事3年経って120株以上25品種ほどを抱えるまでになってます。ま、コレが現況ですね。
エフゲニーマエダ的に良かったな〜!と思える事が3つほどございます。
ござるんです。まぁ回らない頭を省エネで回しつつ書いてるんでサラッと思いの丈述べていきますが、、、
1.ラベンダーの生育適地に生を受けたこと
いわゆる、北海道に生まれられて良かった〜〜〜と誇れる点ですね。
京都・沖縄・北海道という日本3大観光地(俺調べ)に住めてる事です。
敬愛するフランス在住のひろゆきさんも仰ってたのですが、フランスはパリに住んでて良かったことは「家から一歩外に出たら観光地!」という魅力で、北海道住まいのエフゲニーマエダもそれに近い感覚があります。
クマが出たりとかね。。。
昨日は札幌東区でリアルヒグマが出て仕留められる事件が発生(アーバンベア問題=ヒグマの市街進出という)しましたが。
これ以外に北海道の風物詩を思わせる景色といえば、コレです。
ラベンダーですね。北海道の夏をあらわす紫色の風物詩です。これを見にはるばる海外からいらっしゃるインパウンダーがいらっしゃるくらい。
それだけ観光ブランド化された、恵まれた自治体なワケですよ。
まぁ黙ってても広い土地で栄養価のあるジャガイモとか育てられるし、ラベンダー観光やスキーしに海外から来るお客さんいるから生活楽勝っしょ〜!とストレスフリーに過ごされてる道民の事多いと思うんです。
いや〜多分北海道民って幸福度指数高い気がするんですよね!
けど前知事は域際収支(日本国内での貿易収支のこと)を機にされてたり、楽観視もしてられないような状況だったらしいんですけど、、、
話が逸れてました。
ラベンダーが育つ!っていうのは実は日本ではなかなか限られた土地しかなくてですね、、、
ラベンダー側からの植物学的要望だと
①雨が多くなく
②冬は凍風に晒されてる極寒にならず
③暑くない
がラベンダー生育の3要件だったりするんです。
そこに見事に当てはまっているのが、北海道の真ん中あたりや東北、標高の高くて涼しい長野県あたり〜って限られるんですね。
他の地域だとまた違うハイブリッドラベンダー(Lavandula x intermedia)なるものじゃなきゃ育たない状況だったりします。
さらに3年学んだ中で述べると、ラベンダー栽培適地の北海道でも、雪が積もりすぎたり降らなさすぎてもダメらしいのです。
特に雪降らないただ寒い!って状況がラベンダーには良くないらしく、今年雪の少なかった札幌でラベンダーの枝葉が枯れるといった例が報告されてます。
それと比べると空知地方はとにかく雪が降るので、湿気は強いですが寒風に吹かれる!という状況にはならない地域特性があるワケです。
また、おいらのラベンダー園では、日本中で手に入るだけのコモンラベンダー(真正ラベンダー、イングリッシュラベンダーとも)を栽培試験しています。
ラベンダーの歴史が深い富良野でも①ようてい②濃紫③はなもいわ④オカムラサキ⑤成沢⑥バイオレットメモリーの数品種ほどしか適種をつくり出せてないワケです。
ここの点、歴史の辿ってきた数字には勝ててるワケです。うへへ。
とまぁ、その観光産業の目玉であるラベンダーの生育適地に生まれてる!!って事が人生のメリット1つ目だったりします。これからについてはライバルを見つつ、頭の使い方次第なんですがね!
2.ひろゆきさんに会って喋れたこと
この時のことひろゆきさん覚えてるのかなぁ〜〜〜
ひろゆかないさんは動画ネタに使ってくれた⤴︎⤴︎
ひろゆきさんに1年後に覚えてるか聞いた時は覚えてたらしいんですが、ひろゆきさんと元北海道知事との経済対談で北海道の方向性についておいしいトークを繰り広げていただけました。
この時語られた課題展や展望を今も心に刻んでラベンダー農園やってるおいらです笑
とりま!北海道で生きる優位性!なるものはこちらの動画リンクでもみて学んでみて下さい👇
3.ラベンダーの稼ぐ道具としての側面
時代によってラベンダー苗って価格が上がり下がりするようなんですよね。
去年70年花苗農家さんやられてる方から経験談を聞いてきました。
ラベンダーは流行る時には流行って、こぞって農家さんたちが自家商品を作るのでラベンダー苗木市場でインフレが起こるそうなんです。
で2021年今はと言うと、また再燃期が来そうな予兆です。
北海道ラベンダーという語がブランド化してきてるんですね。
鳥取のナーサリーさんで作られた苗木も、北海道ラベンダーを名乗っていたりします。(景品表示法的には鳥取ラベンダーなのにね!)
とりあえずコモンラベンダーなら北海道つけときゃ売れる!って世の中の流れらしいです。
本場富良野のラベンダー巨塔であるファーム富田さんでも、今年から5品種のラベンダーの香り違いが体験できる!施設を新設したそうな。世の中品種ごとの違いでブランディングしていく流れがきてます。
埼玉県の大規模ラベンダー花園では梅雨や台風の湿害を受けた後、畝を立てて排水対策を充実するなどして3年目再オープン!との知らせも届いています。
など、個人農園でラベンダーを攻めてる方は北海道ではぜんっぜん聞かない、ほぼ聞かない状況なのですが、マネーパワーで攻めていける株式会社農園さんはどんどん攻めてきてますね。
そういうご時世になりつつあります。
エフゲニーマエダの個人ブランドより、お店のブランディングを先にやっていかねばな〜という所存で
こんな感じで頭痛いながら書き殴ってみました!
おやすみなさい!