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これらは遅咲き品種だったり?

お昼に書こうかーといいつつ思いっきり夕方まで刻んでしまったエフゲニーマエダです。
そういえば市内にあった藤系列の幼稚園が今年4月で閉園しており、後片付けの仕事があまりの速さに驚きました。
もう幼稚園跡地が完璧なまでの更地になっていたんですね。

私の小中高、、、というか地元馴染みの多くを輩出した幼稚園だけに、こんなあっけなく姿を消すものなのかと考えさせられました。

そしてその立地というのがかなりの市中心部なんですね。

そんなところにボコンと1900平米の空き地が出現したわけですから、何にとって代わられるんだろうなぁーと気になっている次第です。

もし流れ流れでおいらのラベンダー園に使えるような流れになったら、最高じゃありません?

特色ある花屋営めたり、このご時世重宝される石鹸工房作れたり、蒸溜所も夢じゃありません。
とにかく三笠市に新たな消費文化・名物を生み出せる起爆剤になりうるってことですね。とまぁここまで長く私の感想でした!笑


さてさてさて、私が去年から栽培しているラベンダーの濃紫(L.angustifolia 'Noushi')はすでに1回目の収穫を終えたところなのですが、今年から新たに加わった他品種たちはどうやら育ちに差があるのか、今だに花を咲かせていなかったりします。

とはいっても、濃紫の別名が早咲き3号だったりするので、よほど開花が早い品種なんですけどね。
素人調べだとどうやらラベンダー界には、
・年に何度も花を咲かせるタイプ
・年内1度、しっかりとした花を咲かせるタイプ

に分かれた育ち方をするやつらがいるっぽいです。
花を咲かせるとまでいうと、桜でいえば開花〜というような段階を意味していて用途がまた変わってきたりするのですが…

そんな疑いがある連中(品種)がどうやらうちにもいるんですね。

これ5月末の記事である程度の苗を植えてから一月近く経過しようとしてる頃に書いた観察記事。
これの文末にグロスブルー(L. x intermedia 'GrossBlue')のあまりに変化しなさを心配して写真載せてたりします。

またまた割と最近書いたヒロハラベンダーの記事もですが、デカく成長する3株がいる一方でほか2株はまだ花芽を伸ばしている様子が観察できてなかったりもするんですね。


じゃそしたらそしたら!

「苗購入時と比べてみたらわずかながらにもビミョーーーに大きくなってたりするんじゃないの?」

という疑問に答えてみよーーーう!というのが今回の記事の趣旨デス☆
(2010年代のブログテイストつかってみる⤴︎)

こもん

まずは原種シリーズから!
せっかく幅広い品種揃えたラベンダー園やってくんだから低地ラベンダーの原種がいるならば高山ラベンダーの原種がいたっていいじゃないか!ということで一月前から1株だけ植えてるんですね。
まぁここ北海道だし涼しい環境だからそう安易に枯れることはないよねと余裕ぶっての1株のみ。

直後からあの蝦夷梅雨がきたので表立った成長は見せてないようだけど、葉っぱの枚数が増えてるね!とわかるくらい。

ひろは

花芽伸ばして成長してるしっかり者ヒロハちゃんもいるんだけど、これは花芽を伸ばしてくれてない株の一つ。
けど、植えた当初からみれば明らかに葉っぱの枚数が増えていってるのがわかる。林業では萌芽というのだけど、根元からわき芽も多数発生している。
あぁよかった…くたばってはいないみたい。

ぐろす

我が園1番のナンブツだった、ラバンジンのグロスブルー
つい最近までなんの変化もなく左画像の姿だったくせに、なにやら気づけば手のひら超えるくらいのモッサリ具合に成長している。
なんだよ、君ツンデレなのか!病気かと思ったぞ!心配させやがってー。

ぼごん

ゆっくりと、だが確実にジリジリと大きくなってきているボゴング。
なんてったってラバンジン界で1番の帝王と称されるラベンダーだそうじゃないか。
5/1に植えた謎ラバンジンより成長遅いけど、「そんな速度で大丈夫か?」(2010年の名言)

参考としてすでに開花、収穫できてしまっている謎ラバンジン。

あおやま

こいつは濃紫と同じコモン系統であるのに異様に成長が遅くてまたも心配させられた我が園2番手のナンブツ、ツンデレ。
だがみてほしい、しっかり葉の枚数も増え手のひらを超えるサイズに成長している。
立花さんみたいに何度もいうけど、君本当にコモン系統かい?

コモン界では濃紫に肩を並べるほど花色が濃いそうで、名前こそグロスブルーに譲ってはいるがその名前に似つかわしくない色味になること期待される。間違ってもコーヒーの香りはしない。

いーれん

トルー(原種)ラベンダーと同じく当初の栽培計画には含まれてないけど実はこそっと植えていたシリーズのアイリーヌドエル or イレーネドイル。
これはアメリカの癌治療医学会に貢献したおじいちゃんによって生み出されたアメリカ生まれの品種だそう。花の色が赤紫っぽいのを期待して育てています。
まぁ日が浅いからさほど大きくはなってないよね。

ふぉーぼ

トルー(原種)ラベンダーや上のイレーネドイルと同じく当初の栽培計画には含まれてないけど実はこそっと植えていたシリーズのフォーボーストーム。
そういえば我が園、花色の濃いシリーズは植えているくせ、花色の薄いシリーズは植えてないよねってことで試験栽培している。

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ラベンダー史上、北海道品種にも2号はなもいわ(L.angustifolia 'Hanamoiwa')という、4号オカムラサキに香りで勝る品種が存在していて、そのはなもいわも実は色が薄い品種だったり。(画像はサンプル所有しているはなもいわ)

富良野ではもっぱら3号濃紫と長穂の4号オカムラサキがラベンダーのイメージを形作っているのだけど、香りの2号はなもいわという位置付けだったりする。
白っぽいなら白っぽいでコントラストが生み出せるのになぜハブられ役なんだろうか、、、先行イメージってこわい。

ちなみにヨーロッパで香料のクイーンとされるメイレットも色が薄いタイプだったりする。まさかメイレットがはなもいわだったりしねぇよな…?
遺伝解析等、調べる価値はある。


と!
成長が遅いんじゃねシリーズのまとめはこんなところでしょうか!
ちゃんと定植日からの日数計算とかキレイにまとめて記載しているおいら偉い!笑

さすがに腹減ったので早々切り上げてご飯食ってきますネbb
ではでは、ラベンダーの世界をお楽しみください。


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さいごに、脇で育てているアカナラどんぐりと栗の様子。

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若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。