今年もラベンダーシロップつくったぜい!
今年は他ハーブシロップのレシピを参考にしつつ、きっかしマジメに作りました!!!
料理は数学です!!笑
ではでは早いところまず材料を載せていきましょう。
【ラベンダーシロップの材料】
①ラベンダー3号濃紫の花部分〜適量(香り・色の濃さに関係)
②グラニュー糖〜500g
③水〜500ml
④ホワイトラム酒〜100ml(花の水洗い/香り付けに使用)
となっております!
※シロップ作りでよくみられる酸化防止としてのクエン酸/レモン果汁添加がありますが、ラベンダーの紫色はアントシアニン由来の天然色素であり、酸を加えると真っ赤に変色しちゃうので入れてません!
⤴︎ラベンダー抽出エキスにレモン果汁を添加した際の色変化⤴︎
■材料と製法の工夫!
今年は[調整したシロップ液]
[香りが一番強くなる開花ラベンダー]
[甘い風味付けのラム酒]
これらをしっかり用意しました!!
そして【花の煮込む時間は5分まで!】としました!
色をつけたいからといって長時間煮込むと、色はしっかり出ますが同時に青臭さ(エグ味)も出てしまうことを懸念して、味わいを重視したレシピです!
サッと茹でてサッと上げる!を念頭に。。。
去年のラベンダーシロップづくりはお湯に色が出るまでひたすら煮込み、後入れで上白糖やらハチミツをドバドバと投入していました。
完全思いつきの産物です。なのでハチミツ味が凄まじかったんですね。。。
去年はレシピなんぞ見ず無計画に作ったのですが、今年はしっかり分量を量って、なおかつラム酒で甘く香り付けしちゃおう〜!なんてアレンジも加えてますbb
■では、作っていこう…
まず花を収穫し、青臭さを極力出さないために花の部分だけに仕分けます。
こーれがなかなか大変な作業なんす。。。
このポプリ化作業の効率化のために作業毎頭の中は時間短縮のアイデア練りの並行作業。
いくら虫のつかないハーブ類とはいえ、物理的に小さい虫なんかは隠れてたりするもんです。
なので水洗いだけじゃしっかり落ちないだろうとの考慮もあり、香り付けもかねてボウルの水にアルコール分(40%)ラム酒を100ミリほど投入します。
薄めたラム酒で洗うイメージです。
多分虫たちはウエッとなって浮いてきてくれるハズ!
ワシャワシャと数秒だけ洗うのではなく、ラムの香りづけもあるので1、2分漬けておきます。
ザルで水を切り、ラベンダーの下準備は完了!
※この時おいらは後がけでラム酒をシャバシャバと振りかけておきました。
入念な香り付け!
どうやら砂糖によっても味が変わるらしく、糖蜜でコーティングされてる上白糖を使えば甘く開いた味わいに、グラニュー糖を使えばサッパリとした甘さに仕上がるそうです。
今回は精油成分が少なめで甘い香りが際立つ3号濃紫(L.angustifolia 'No3 Noushi')を使っているので、甘くしたれ!ということでグラニュー糖350gに上白糖150gを混ぜています。
上白糖由来の糖蜜が加わることも狙っています。
先に砂糖を500mlの水で煮溶かしておきます。
どうやらこれはエグみ対策。レシピサイトを複数拝見すると、みんな先に砂糖を煮溶かしてシロップベースを作っていました。
先にシロップ作っちゃってトロミがついてから布ごしなんてできるのか?
と心配しましたが、問題なく布でクリーンに漉せましたbb
いざラベンダー投入!
ちょっと多すぎたか?と心配になる量でした。
熱が通ってしっとりするとこんな感じに。
多分ラム酒由来のアルコールも熱で飛んでるハズ。
(周囲に甘ったるい香りと蒸気が充満する・・・)
ラベンダーの煮込みは5分ほどなので、ぜんぜん花に色が残っています。
去年は紫色が完全に抜けるまで煮込んでました。
5分後、火を止め茶こし?でラベンダー花をすくい上げる。
もうすでにワインレッドな色がついています!good,good...
保存容器にジョウゴ(漏斗)と布ごし用のサラシをセットし、不純物が混じる鍋のシロップを投入していきます。
シロップが熱いうちはサラサラ注げるので熱いうちに移しちゃいますが、ヤケドに注意!
エフゲニーマエダ氏はもったいない病人間なので布を手で絞ろうとして熱い思いを経験、、、
※写真のちに撮り直しまーす
ひとまず完成!色合いはこんな感じ。やっぱりサッと5分茹でした程度だとこのくらいの色味になるかー。
味はきっとラムの香りがあっさりついててくれてるハズ!味見はまだ(T∀T)
酸化防止としてレモン汁/クエン酸を入れる製法もよく見ますが、赤色への変色を防止するため無添加です!
布ごしして残ったラベンダー花の残渣。
色がぜんぜん残っている上にシロップが染みて甘くなっているので、乾燥させて自前用に加糖粉末として再利用しようと思いますbb
クッキーやチョコ、アイス作れそうだね!
■糖度も測った!
メープルシロップづくりをしっかりやる!との意向で今年度導入していた糖度計が使えたので、ラベンダーシロップも糖度計測してみました!
500ml蒸発分を勘案した+aの水に500グラムの砂糖(グラニュー糖350g/蜜含む上白糖150g)をぶっこむとしっかり糖度50%で揃ってくれました!
こんなキレイに収まるんだ〜…数学ってスゲーな…と思ったエフゲニーマエダ氏。
メープルシロップづくりで、糖度が55%〜60%まで行くと冷却の際に液面が結晶化し、高温でないと扱いづらい!という反省をもっているおいら。
なので50%に調整するのは大事なのかもしれません。知らんけど
以上の作業になりました!
エフゲニーマエダはカクテルが好きなので、もっぱら炭酸と何かしらのリキュールにラベンダーシロップを混ぜて楽しんだりするかもしれません!
あとは夏が来るので純粋にソーダ割りにしたりとか!
ラベンダーの味覚は乳製品にとても合うので、バニラアイスやヨーグルト、はてはレアチーズなんかにかけて食べても美味しいでしょう〜〜〜!
ではでは!!
P.S. 8/22追記
1ヶ月くらい経ってもまだ紫色を保っています。
なんだろ、生花の状態で煮込んで出てきた色素は色あせしづらいのでしょうかね。
せっけんやキャンドルを作るときなんかに色素の性質を応用できそうです。
じゃドライを煮込んだらどーなるの?と思ってしまった次第。。。
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