10月9日下見〜3年ぶりのレース(4)
3年ぶりに出るマラソン大会(ハーフ)。色々と勝手が違って面白いので、気づいたことを数回に分けて書く。
レースは東京レガシーハーフマラソン。10月16日(日)だ。
本番1週間前の10月9日(日)。コースを歩いて下見することにした。
スタートとゴールは国立競技場。
7時30分、国立競技場が近い千駄ヶ谷駅に降りる。
当日はどれくらい混んでいるのだろうと想像しながらゆっくりと国立競技場へと歩く。信号にかかりながら5分ほどで着く。
だが競技場が大きいのでどこから入るのかは重要。
AからHまで8つのゲートのうち、当日の入場ゲートは3カ所。どこから入るのかは前々日の事前受付で貰うゼッケンに書かれているらしい。今は分からないのでゆっくり一周することに。
まず左手に見えたAゲートに向かって歩いたら、そのままH、Gとアルファベットの逆に歩くことに。
途中で聖火台を発見。意外と小さい。
東京五輪2020の記録が書かれたプレートもある。
あちこち見ながらダラダラと歩いて約10分で一周。
念のため地図を確認し、7:55国立競技場をスタート。
最初は急降下するような下り坂。1-2kmでアップダウンを2つ超える。途中で沖田総司逝去の地のプレート。病死だよな?
2km過ぎればひたすら下り坂、のはずなのだが、思ったほど降りていく感じはない。
市ヶ谷を過ぎるとほぼ平坦。最初の給水ポイントの飯田橋までが意外と遠い。そして陸橋を越えると言う当日にはない試練。
飯田橋を過ぎてからは割と土地勘もあるせいか、近く感じる。
神田を抜けて日本橋北詰で折り返す。スタートからちょうど2時間経った9時55分。
一旦どこかで休憩したかったが、意外と店がない。10時開店の店の前に並ぶ人が多い。
しかたなくまた来た道を辿って神田へ。
途中でランナー4人の集団に追い抜かれる。
その1人に見覚えがある気がした。
レースコースはとても分かりやすい。
国立競技場を出て、外苑西通りから外堀通りの入って、水道橋で白山通りに抜けて、神保町で折れて靖国通り、須田町で中央通りに入って、日本橋を折り返す。ごく自然に国立競技場から日本橋に行くコース。
ただ唯一、復路で神保町まで戻って来た後、水道橋に戻る前に、一旦左折して大手町に向かい、また戻って来てそのまま水道橋に向かう点がトリッキーだ。
神保町を折れて大手町まで向かう最中、先ほどの4人が折り返して来た。こんなコースをわざわざ走る以上、きっと彼らもコースの下見なのだ。そして前からはっきり見ることでmそのうち1人はランニング情報番組のMCであるハリー杉山だと確信。
ミーハーなので、有名人を見かけると単純に嬉しいし、たぶん一緒にレースに出るんだろうなと思うとまた嬉しい。
自身も大手町まで行って折り返し、途中で鯛焼き屋を見つける。
都内でいくつか見かけるチェーン店だ。本当は座って休憩したかったけれど、甘いものが食べたくなって購入に踏み切る。いつも通りのノーマルな鯛焼きを選びかけて、秋なので芋餡のものを購入。6分待ちますと言われて一瞬、嫌だなと思ったが、店員の接客から製造まで1人でこなす完璧な動きを眺めていたら、全然飽きなかった。
完璧な仕事によって出来上がった焼きたて熱々の鯛焼きを食べながらまた歩く。
途中でスパラクーアの看板が目に入って、帰りに寄ってもいいなと思う。
飯田橋で15km。残り6km。残りはほぼ上りのはずだが、往路同様、18km過ぎまであまり傾斜はキツくない。
ただその後の2つのアップダウンと最後の上りは、往路とは比べ物にならないほど疲れた。
歩いて来たのに、その2kmだけ走れと言われても、無理だと言う気がして、本番が不安。
12時30分。国立競技場に戻って来た。何かのイベントがあるのか凄い人。
どこかでイートインしたかったが、イベントのせいか、周囲の店はどこも混んでいる。
待つのも嫌で、千駄ヶ谷駅まで戻って、駅のコンビニに入って、レース前で禁酒中なのでとりあえずノンアルコールビールを買って飲む。まあなんとなく自分お疲れ様と言う気分。
予想よりも疲れたので、ラクーアはやめて、ランチを済ませて、さっさと帰宅。