「毎日が「幸せなこと」でいっぱいになる本」 高津理絵
「自分が発する言霊は自分に返ってきます。何度も言えば、いいことも悪いことも叶ってしまいます。いつも幸せになれる言葉だけを選んで口にしましょう。」
「毎日が「幸せなこと」でいっぱいになる本」 高津理絵
高津理絵さんは、スピリチュアル・カウンセラーで、また、斎藤一人さんのお弟子さんでもあります。
生まれつき、”目に見えない存在”からのメッセージを受け取る能力がありました。
”すべての人は、幸せになるために生まれてきたのだと。”
と高津さんは語っています。
この本は、スピリチュアルな本でありますが、とても現実的・シンプルで日常カンタンにできることが書いてあります。それによって魂が磨かれ、波動が高まり、直感がさえ、オーラが輝くのだそうです。
高津さんは、直観力を磨くために、3つの法則があると語っています。
「鏡を磨く法則」
「言葉を磨く法則」
「ハートを磨く法則」
イコール
「幸せの法則」だと。
これらを実践すると
『雪崩のごとく「幸せなこと」がやってきます。』
まず、「鏡を磨く法則」なんですが、古来、鏡は神聖なものとされていました。
さまざまな祭祀で重要な役割をはたし、神社には鏡が奉納されています。
鏡をのぞくと自分の顔が映りますよね?
これは、「あなた自身が神である」ということを意味しているそうです。
鏡という名称も、「カガミ」から「ガ(我)」をとると「カミ(神)」になります。
自分という「我」をなくし、生かされていることに感謝しながら鏡をのぞけば、私たち一人ひとりの中にいる カミ=神様 が姿を現し、その人の真実の姿が映るのです。
鏡をきれいにすることは、神様と自分を敬い、大切にすることであり、家の中の鏡をすべてピカピカにすると、邪気を寄せつけないどころか、あなたの直感が高まり、頭がさえて、強運の扉が自然に開かれるということです。
「言葉を磨く法則」は、「言霊」のことです。「言霊」とは、言葉に宿る不思議な霊力です。
高津さんは、いい言葉を「天国言葉」、悪い言葉を「地獄言葉」と呼んでいます。
神様は、「天国言葉」が大好きなんだそうです。
つまり
いい言葉を使うと、良いことが起こり、悪い言葉を使うと、悪いことが起こるということです。
「ハートを磨く法則」
すべての魂は、生まれ変わりを繰り返しています。神様から光り輝く魂を持って、この世に生まれてきているのですが、今世でいろんな出来事を経験しているうちに、そのことを忘れてしまいます。
ですので、森羅万象(太陽・月・星・山・森・川・海・動物・植物・鉱物など)を敬い、感謝することがハートを美しく磨くことなんですね。
高津さんは、こんなことを言っています。
一番しっかりと見つめるべきは、私たちが生きている「この世」のことです。
日常の中ではスピリチュアルなことは二割程度におさえ、あとの八割は仕事や家事など、目の前のことに一生懸命取り組んでいくのが一番です。
日常の生活をがんばり、また少し自分を見つめるためのゆっくりした時間をみつけて、瞑想してみたり、1日を振り返り感謝したりすることが、「幸せ」につながるのですね。
ほかにも、「こんな人はお金の神様に嫌われるので要注意!」や「幸せな結婚」への”ご縁”につながる毎日の過ごし方」など、興味深いお話がたくさんありましたよ。
【出典】
「毎日が「幸せなこと」でいっぱいになる本」 高津理絵 三笠書房