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「神社でヒーリング」 比企理恵
「神社はきっとあなたを見守ってくれますから、まずは鳥居をくぐることから始めてみましょう。神社はきっと、あなたの幸せの入り口です。」
「神社でヒーリング」 比企理恵
僕にとって神社は、癒し、肩の荷を降ろしにいく場所であり、心に力をいただいていている場所なんです。
ですので、時間ができると奈良の神社、あと旅行にでかけると、その土地の神社に参っています。
「神社でヒーリング」は、くりかえし何度も読んでいる本でありまして、女優・比企理恵さんが神社について、くわしく優しく語りかけてくれる大好きな本なんです。
比企さんは、神社への愛情がとても感じられるし、実際に救われたという体験談があるからこそ、「パワースポットと呼ばれる神社へ、足を運んでみよう! いや、必ず行かねばならないのだ!」という気持ちにさせてくれるのです。
比企さんは子どものころ、神社にはほとんど行ったことがなく、神仏には無縁だったそうです。
しかし
あることがきっかけで、神社に足を運ぶようになります。
それは
比企さんが18歳のときに、子宮頸がんだと診断されたこと。
「どうして十八歳の私が子宮の病気にかからなくちゃいけないの?」
「赤ちゃんが産めなくなるなんてイヤ!」
ここで神社に出会ったのではなく、比企さんは、あらゆる民間療法を試してみました。
助かりたい一心で、病院の治療は受けずにいろんな療法にトライした結果
なんと
「ガンが消えている」というではありませんか。
このときに、比企さんは感じたのです。
もっと大きな力が私を救ってくれたのだと。
その後
仕事もプライベートも、まずまず順調であったという比企さん。
二十代も半ばを過ぎたころ、突然耐えられないほどの不安と恐怖にとらわれます。
今でいう“パニック障害”だったのだと思います。
さらに不安が重なります。
比企さんのお父さんが、病気で入院したのです。
この時に出会ったのが、“神社”だったのですね。
ある知人の紹介で、ヒーリングミュージックの第一人者である、宮下先生に出会います。
そして
神社めぐりのアドバイスを受けて、長野県の戸隠神社へと向かいました。
比企さんは医師の反対を押し切って、お父さんを戸隠神社に連れて行きました。
戸隠神社には僕も行ったことがあります。
とても神秘的な場所で、山道を登って行くのですが、その道中も神様がそこら中にいて、見守ってくれているような感覚になる神聖な神社でした。
戸隠神社に親子3人で参ったあと、比企さんはそれまで使用していた睡眠薬を飲まなくても眠れるようになったといいます。また、お父さんの体調もよくなり、再入院しなくてもよくなりました。
それから
比企さんはたくさんの神社を訪れるようになり、パニック障害を克服したのです。
そんな比企さんの神社の参り方、氣の良い神社の見つけ方、比企さんが実際に訪れた神社の案内・解説がこの本に詳しく書かれてます。
僕も神社を訪れるのに参考にさせてもらってますし、まだまだ行けてない神社がたくさんあるので、これからもこの本のお世話になると思います。
神社でヒーリング・神社で開運を考えていらっしゃったら、ぜひお読みいただきたい本です。
お願いではなく、感謝の気持ちでお参りすると、きっと神様はあなたを良き方向へと道案内してくださるでしょう。
神社はきっとあなたを見守ってくれますから、まずは鳥居をくぐることから始めてみましょう。神社はきっと、あなたの幸せの入り口です。
あとがきに比企さんはこう書いています。
神社は、どこでもドアみたいな存在だと思っています。鳥居をくぐれば、いつでも待っていて力をくれる、一番身近な癒しの場所です。
人は生きていれば、悲しい出来事に遭遇したり、痛みを味わったり、いろいろな挫折を経験したりします。
もろく崩れそうになった時でも、神社にお参りすると心がふーっと救われる……そんな経験を何度も繰り返してきた私が、みなさんの人生の中でも、神社が心の支えの一つになってほしいという願いを込めて、この本を書きました。
【出典】
「神社でヒーリング」 比企理恵 実業之日本社