卑弥呼伝 第六章
【迫りくる火】
*1983 文字
さて、豪族を束ね、女官たちを束ね、人の上に立ちて七年。
やっと人心の安定を見た卑弥呼でありました。
さてもさても、その年は、大変な不作の年でございました。
幸い卑弥呼は、備蓄というものを奨励しておりましたので、邪馬台国の中では、比較的食べるものには困らぬ様子でございました。
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