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人生初のウェイクボード

「新しいことがしたい、けど思いつかない」

ということを言ってたら知人からウェイクボードのプロの方を紹介してもらったので、とりあえず行くことに。

ウェイクボードみたいな水上スポーツの経験なんて一切ありませんでしたが、やったことがないからこそやってみようという精神でした。

私の当時の興味の幅は非常に狭かったため、それを広げるために、自分に課したルールだったのです。

最初の2回はうまく立てずに顔から水面に着地しました。

これはもうとても痛い。

早い速度で水面にぶつかるとものすごく痛い。

3回目でやっと滑れるようになりました。

滑れるようになるとウェイクボードの爽快さ、清々しさはたまらなく、夢中になっていたらあっという間に一回目が終了しました。

1回ごとに15分と言われていて短いと思っていたが、全くもってとんでもありません。

終わって船に上がる時には爽快さと疲労感が押し寄せ、初心者には15分でちょうどいいと心身ともに実感しました。

船のエンジン音が大きいので音量は低めを推奨です。
      ↓

これはそれ以上やったら筋肉痛と疲労で動けなくなってしまう・・・。

一緒に行った友人はなんと2人とも1回目で立ち上がり、水上を滑る爽快さを満喫していました。

プロの方からこんなに早く、しかも全員が滑れるようになるのは珍しいと言ってもらい、嬉しい限りです。

何故、こんなに早くできるようになったのかというと一番の要因は「素直に教えを乞うことができる」ということでしょう。

全員がプロの方のアドバイスを一つ一つ「素直に」聞き、そのまま実践したからこそ、ここまで早く滑れるようになったのです。

というより、経験がなく、分からないからこそ、できるようになるためには素直に指導してもらうのは当然ですよね。

ただこの「素直に教えを乞う」ことを実践するのは歳を重ねるにつれて難しくなってくるのではないかと考えています。

無知であることを知られたくない
できないことが知られ、侮られたくない
できない自分を見せるのはプライドが許さない

などなど。

このような価値観を一旦持ってしまうと中々素直に教えを乞うことが難しくなってしまうでしょう。

何故なら教えを乞うことは自分の弱さを見せることに繋がるという考えになってしまっているからです。

しかし、根本的に他者への尊敬と謙虚さを持っていれば素直に教えを乞うことへの抵抗感はなくなるのではないでしょうか。

私は相手が高校生でも大学生でも最初関わる時は当然のように敬語を使います。

そこには相手を一人の人間として尊重しているという根本があるからです。

だからこそ私よりも詳しい領域があるのならどんな年齢であろうとも素直に教えを乞うことができます。

自分が無意識的に行なっている行動の裏に、どんな価値観が眠っているかを明確にすることで

自分を縛り付けている価値観は何なのか
自分を発展させている価値観は何なのか

が分かるので一つ一つの行動を分析し、自分を明らかにすることは結構面白いです。

ということでウェイクボードは楽しいからまた行きます。

この時はまだ寒かったので次は暖かい季節で。

ではでは。

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