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短編小説「ドリームマシン(改め…)」予告

5日前のこと、愛読する凡筆堂さんのエッセイに、不条理不合理な夢に関する、とても面白い体験談がありました。

そのエッセイのマクラに:

 ずいぶん前のことだが、「ドリームマシン」という短編小説を書こうとしたことがあった。自分が見たい夢を、自分で自由にプログラミングできる装置が発明され、爆発的にヒットする。ところが、ある重大な欠陥が発現し、日本中が大騒ぎになるというドタバタものだ。
 しかし、この程度のストーリーは誰でも思いつきそうだと思ってやめてしまった。誰かやりませんか。

夢は不条理、不合理、ナンセンス|凡筆堂|note

このパラグラフをヒントに、夢に関する小話が浮かび、コメントを書きました:

夢は起きてすぐ誰かに話さないと忘れてしまうので、奇想天外な夢や、幸福な夢を見た時は妻に話すことにしています。後者にあたるエッチな夢を見た時にももちろん。
「良かったわね! 正夢だといいね!」
「惜しかったね! もう少しだったのに!」
などと合いの手を入れてくれます。

「ドリームマシン」小説、さっそく浮かびましたよ。

凡筆堂さん記事へのコメント

本題は最後の1行だけなのですが、実は私、「夢」なるモノとは子供の頃からかなり親しい関係で、12歳ぐらいまでおねしょ癖が治らなかったり、時に夢遊病者のように歩き回ったりしていたのも、「夢」と関係があるのでは、と疑っています。
長じて後も、夢の中の経験と現実の出来事が区別できなくなり、会社で後輩に、
「この間、こう言ってたよね」
「そんなこと、ボク、言ってません!」
「あれ? あ……あれ、夢だったかな……」
「いい加減にしてください!💢」
という漫才みたいなやりとりをしたことすらあります。
ある時は同期の女性が夢の中に現れ、よせばいいのに会社で話題にして先方に気味悪がられたこともあります。

ま、そういう『危険人物』なので、妻も私の夢の話には『介護職』のようにやさしく接してくれるわけです。

「夢」の話ならオレ、というわけでもないのですが、凡筆堂さんの「お誘い」に、即、反応してしまいました。

ドリームマシン、ぜひやってください。楽しみにしていますよ😊

凡筆堂さん返信

さて、凡筆堂さんの素材を膨らませて書き始めましたが、意外と長くなり、8000字ちょい、これは4回ぐらいに分けた方が良さそうです。

それから、凡筆堂さんご提案の表題「ドリームマシン」ですが、同じ題名の本が既に存在することもあり、また、書き終わってみると、よりぴったりしたタイトルが浮かびましたので、勝手に変更しました。

また、内容から「バイオテック・ショートショートカタログ」のシリーズ、即ち、バイオテック・ショートサーキット(BSC)社の開発商品、という形にしました。

明日から4回連載の予定です。

これくらいの長さのものは、いずれ連載をひとつにまとめる時に有料化するかもしれません。
無料のうちにお楽しみいただければ幸いです。

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