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㉛ 子どもの『分かりました』は、『分かっていない』です。ご注意を。
はじめまして、先生をしています、旬五郎といいます。
先生1年目、学校の先生になりたい方の支えになればいいと思い投稿します。
読んでもらえると嬉しいです。
よろしくお願いします。
子どもに関わる人は、必ず注意をしないといけない言葉、それは「分かりました」です。
「分かりました」は
5%は完璧に理解している
20%はなんとなく理解している
20%はまぁなんとかなるだろう、とながらで聞いているので
一部しか聞いていない
10%聞いているけど間違えた理解をしている
30%は聞いているけど、全く分かっていない
15%は聞いてもいない
ざっと私の印象で書きました。
ただ、なんとなくあっているのではないかと思っています。
つまり、ほとんど子どもが先生の話を聞いていない、もしくは聞いていても分かっていないのです。
しかし、分かっていないのにも関わらず、子どもたちは「分かりました」といいます。
それはなぜか。
分かっていないと怒られると考えているから。
だからこそ、私たちがしないといけないのは、
「分からない」を表現できる場をつくることである。
つまり、「分からない」を言っても誰も否定せずに、教えてあげられる場をつくるということである。
その、場づくりが子どもたちが安心して学べる場をつくることにつながるし、子どもたちの学びも深まることが期待される。
では、どうすればよいのか。
場づくりを行う上で、先生の声かけがまず一番実行しやすいです。
子どもたちにルールをつくるなど、否定しない、などの話をしてもすぐには実行できません。
そのため、先生の声かけについてある本に書いてあったことを書いて終わりたいと思います。
それは
「分かった?」と聞くのではなく、
「分からないところはどこ?」と聞くといい。
というようなことが書いてありました。
そうすれば、「分かった」ではなく、「○○が分からない」という意見を引き出すことができる可能性が高まる、というようなことがかいてありました。
少しでも子どもの成長を促すために、子どもが素直に表現できる場を作っていきたいですね。
以上です。
読んでいただきありがとうございます。